京都市長 門川大作 オフィシャルサイト

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活動日記

2011/07/26

22年度決算概況を発表 3年ぶりの黒字に 地下鉄等も大きく経営改善

【審査委員長を務めました いとへん展デザインコンペ】
230626-0101.JPG 230626-0102.JPG  芸術系大学の学生さんのデザイン作品展示や創作活動を通じて、産業界との連携を推し進め、デザイン教育の発展と大学のまち・京都の魅力を向上する取組「いとへん展」。

 8月の展示会の開催にあたり、きものと帯のデザインコンペが実施。私は審査委員長を務めました。

 応募された作品はどれも素晴らしいものばかりで、入賞作品を選ぶのが困難です・・・(笑)。

 副委員長としてご尽力いただきました建畠 晢 京都市立芸術大学長、大野木 啓人 常務理事、染色作家の福本 潮子さんをはじめ、委員の皆さんのお力添えをいただきながら入賞作品を決定しました。

 8月5日から6日にかけて京都産業会館「きらっ都プラザ」において展覧会が開催。ぜひ、学生さんの素晴らしい作品をご覧下さい。

【平成22年度決算概況を発表 3年ぶりの黒字に、地下鉄等も大きく経営改善】
230626-0201.JPG  午後からは市長記者会見で、平成22年度決算概況についてご報告しました。

 平成22年度の一般会計決算は、平成20年度に生じた過去最大となる30億円の赤字を完全に解消。19年度以来、3年ぶりに黒字決算とすることができました。

 私の市長就任1年目となった平成20年度。三位一体改革以降の地方交付税の大幅な削減の中で、100年に一度と言われる世界同時不況に見舞われ、大幅な税収減となり、過去最大の赤字に。そのため、私をトップとする財政健全化推進本部を設置し、中小企業支援などの経済対策、福祉や雇用の充実、将来を見据えた先行投資に取り組む一方で、職員の削減や給与カット、事務事業の見直しなど、全庁を挙げて聖域なき財政健全化を進めてきました。

 その結果、21年度には赤字額が11億円まで改善。そして、22年度決算では単年度収支は18億円の黒字となり、実質収支が累積赤字解消され、7億円の黒字決算とすることができました。実質市債残高も21年度から137億円減少となり、8年連続で減少、23年度末見込では、ピーク時から1769億円(8.4%)の削減となります。

 地下鉄事業は、一昨年に開業以来初となる現金収支の黒字となり、22年度決算では43億円の黒字を確保。1日当たりの赤字が、18年度4600万円だったものを、22年度には2300万円まで縮小しました。また、市バス事業は、過去最高となる22億円の黒字を確保。経常収支の黒字は8年連続で達成しました。

 上下水道事業では、下水道事業37億円、水道事業で30億円改善し、20年度決算で306億円あった連結赤字が、22年度決算でほぼ解消。赤字額は10億円を下回る見通しとなるなど、病院事業を含めた全ての公営企業で形状収支が改善しました。

 財政状況は大幅に改善してきましたが、東日本大震災の影響や低迷する社会経済状況など、まだまだ予断は許しません。引き続き、しっかりと財政健全化に取り組んで参ります。

【女神輿やまぶき会 生野さんと山本さんがお越し下さいました】
230626-0301.JPG  松尾大社の女神輿を担がれる皆さんで活動されている「やまぶき会」。生野さんと山本さんがお越し下さいました。

 例年9月第1日曜日に、五穀豊穣や家内安全を願って行われる松尾大社の八朔祭。やまぶき会の皆さんで女神輿を担がれます。昨年、皆さんが力強く神輿を担がれる様子を拝見。とても感動的で元気を頂戴したところ。

 今年も皆さんの元気一杯のお神輿で、京都のまちを明るくしていただくことを祈念いたします。

【知恵産業のまち・京都を推進 京都商工会議所通常議員総会】
230626-0401.JPG  「知恵産業のまち・京都の推進」を基本方針に、知恵ビジネス支援、中小企業振興、人材育成、雇用創出など多彩な取組を展開され、京都経済を力強く支えていただいている京都商工会議所。通常議員総会にお伺いしました。

 立石 義雄 会頭を先頭に、伝統産業から先端産業まで全国に誇る「ものづくり都市・京都」を支えていただくとともに、おもてなしの心による観光振興をはじめ、幅広く京都のまちづくりに貢献していただいている皆さん。

 東日本大震災の影響や円高など厳しい社会経済状況は続いていますが、京都が培ってきた「知恵」を活かして、皆さんと手を携えながら、京都の未来を切り拓いていくことを胸に刻みました。

【京都市勤務薬剤師会の皆さんと懇談】
230626-0501.JPG  京都市役所に勤務する薬剤師の職員の皆さんで活動されている京都市勤務薬剤師会の懇親会を訪問。

 インフルエンザやHIVなどの感染症対策、O-157対策など食の安心・安全の取組、飲食店などの衛生確保、旅館や公衆浴場、理美容業などの生活衛生関連施設の衛生確保など、幅広い分野で活躍。

 東日本大震災では、30名もの薬剤師が被災地へ。避難所の仮設トイレの消毒など防疫業務などに従事されました。

 これからも市民の命と暮らしを守る“基礎自治体”ならではの専門性を発揮していただき、各職場で皆さんの活躍を期待しています。