2013/04/12
世界遺産条約採択40周年記念「未来につなぐ世界遺産 京都アピール」モニュメント除幕式
今年の2月、世界遺産条約採択40周年を記念して、「未来につなぐ世界遺産 京都アピール」を策定。同アピールを記載したモニュメントを京都うずら野ライオンズクラブさんからご寄贈いただきました。
幅広い社会貢献活動に志高く取り組んでこられた京都うずら野ライオンズクラブの皆さん。結成30周年を記念しての今回のお志。増井 達也会長をはじめ、関係者の皆さんのご尽力に頭が下がる思いです。深謝。
今日の除幕式には、山岸 たかゆき市会副議長、京都府の山下 晃正 副知事、松浦 晃一郎 前ユネスコ事務局長、ユネスコ平和芸術家の城之内 ミサさんをはじめ、多くの方がご出席。世界遺産を未来につないでいくことが京都に暮らす私たちの責務であることを改めて実感しました。
これからも日本文化のふるさと・京都の魅力を更に磨き、世界中の人々から「日本に京都があってよかった」と思っていただけるまちづくりを推進してまいります。
【各国大使夫人といける愛すべき世界の風景 嵯峨天皇奉献華道祭】
「美しい地球をいける 守り伝えたい生命の風景・京都から世界へ」をテーマに大覚寺で開催された、嵯峨天皇奉献華道祭。ロシア、ドイツ、フィンランド、フィリピン、コスタリカ、モロッコ、タイの7カ国の大使ご夫人、インドの大使ご自身が、自国の風景をイメージして嵯峨御流の司所と一緒にいけられた企画展示を拝見。多様な自然の素晴らしさを感じられる作品にしばし見とれてしまいました。花一輪、草一本に生命の輝きを見出し、器や空間まで含めた美しさを追求するいけばな。その無限の表現力に改めて感動です。
前夜に歓迎晩餐会が開催され、そこでもご挨拶をさせていただきました。
大使のご夫人を主人公に、各国大使もご同行され、京都発祥のいけばなを体験いただくお取組。京都、日本ならではの、文化芸術で世界と交流を深め、環境問題はもとより世界平和への貢献です。世界の文化首都・京都を目指す本市にとって心強い限り。開催にご尽力された、大覚寺の皆さん、嵯峨御流の皆さんに心から敬意を表します。深謝。
【2年後に姉妹都市提携50周年 フィレンツェ市職員の皆さんらがご来庁】
京都市と姉妹都市であるイタリアの古都・フィレンツェ。そのフィレンツェの観光名所、ミケランジェロ広場にある松籟庭園は、平成10年に高台寺さんの協力を得て寄贈されたもの。今日は、フィレンツェ市の緑政課で庭園をご担当されている、サンドロ・オルシニさんとフリオ・ストランビさんがお越しくださいました。高台寺顧問 川本 博明さん、高台寺専属庭師で北山造園代表の北山 安夫さんらもご一緒です。
これまで、長年にわたり庭園を丁寧に手入れいただいている、フィレンツェ市職員の皆さんをはじめ、高台寺さん、北山造園さんのご尽力に心から敬意を表します。深謝。
2年後に迎える姉妹都市提携50周年。ミケランジェロ広場の松籟庭園で盛大なお祝いができるよう、これからもフィレンツェと京都との更なる連携を図り、両市の魅力を高めていこうと共々に誓い合いました。
【市民の人権を守るためにご尽力 京都弁護士会新役員の皆さんがお越しくださいました】
市民の皆さんの人権や生活を守るために、消費者保護委員会や人権擁護委員会など、公益的な活動を実施されている京都弁護士会。
今年度新たに就任された会長の藤井 正大さんをはじめ、副会長の伊山 正和さん、岡田 一毅さん、大河原 壽貴さん、荻原 卓司さんがご来庁。
烏丸御池にある消費生活総合センターで実施している多重債務相談や、更に各区役所・支所でも実施している無料法律相談では、京都弁護士会の皆さんに多大なご協力をいただいているところ。京都市の無料法律相談事業は、全国的にも高いレベルと大好評。
これからも京都弁護士会の皆さんと手を携えて、安心・安全な市民生活を推進してまいります。
【イタリア「水の都」からご入洛 ヴェネツィア市長がお越しくださいました】
ヴェネツィア市長のジョルジオ・オルソーニさんらがご来庁。
イタリアの「水の都」と称されるヴェネツィア。長い歴史の中で、水の存在が水上交通を発展させ、まちの特長的な情景をつくってきました。世界歴史都市連盟の会長として、長い歴史と独自の都市文化を築かれてきたヴェネツィア市にも是非加盟いただきたいとお願いしました。
引き続き、更なる友好を育み、世界中の人たちを魅了してやまない国際観光都市として、両市の魅力を更に高めていくことを誓い合いました。
【手を携えて国際交流を推進 内閣府迎賓館 肥塚館長がお越しくださいました】
平成17年に開館した京都迎賓館。肥塚 隆 館長がお越しくださいました。
これまで、京都市、府、商工会議所の地元3者で多くの国公賓をお迎えしてきました。
日本文化の真髄、伝統やおもてなしの心を感じていただける京都は、国公賓をはじめとする外国の要人をお迎えするのに最もふさわしいところ。
肥塚館長と懇談し、引き続き、京都の地から国際交流を共に推進していくことを誓い合いました。
【貴重なお志に深謝 三好 芫山 先生から二条城一口城主募金をいただきました】
4月3日に世界遺産 二条城で開催された三好 芫山師「観桜会」。私も伺い、満開の桜の下、三好先生の尺八の音色を存分に堪能させていただきました。
今日は、そのときに集められたご厚意を、世界遺産・二条城一口城主募金へのご寄付として頂戴しました。二条城築城以来の大改修を進める中、大変ありがたい限り。三好先生をはじめ、京都が誇る世界遺産を後世に引き継ぎたいという皆さんのお志に心から敬意と感謝を申し上げます。深謝。
【世界で活躍するアーティストの写真展が京都で開催 京都グラフィー国際写真フェスティバル オープニングレセプション】
二条城や高台寺など、京都を象徴する12会場で開催される世界的に活躍するアーティストの写真展、第1回京都グラフィー国際写真フェスティバル。オープニングレセプションに伺いました。国内外から300名もの多彩な方々のお集まりに感動。
文化芸術都市・京都ならではのロケーションを舞台に、世界各国から選び抜かれた写真を展示。文化や言葉の壁を越えて心を惹きつけられる作品の数々に感銘。文化や芸術は、世界の人々が理解しあい、豊かに生きていくために必要なものであることを改めて実感しました。
今回だけでなく、第2回、第3回と引き続き京都で開催いただき、市民の皆さんをはじめ、日本や世界の皆さんを魅了する展覧会へ発展されていくことを祈念。京都グラフィー事務局代表のルシール・レイボーズさん、仲西 祐介さんをはじめ、開催にご尽力いただいた関係者の皆さんに、心から感謝申し上げます。
引き続き、世界に誇る文化芸術都市・京都として更なる発展に力を尽くすことを改めて決意しました。