京都市長 門川大作 オフィシャルサイト

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活動日記

2013/04/26

定例記者会見 「小倉山の森林再生に向けた取組」及び「夏のエコオフィス運動」

 午後から記者会見を開催。
 まず、「小倉山の森林再生に向けた事業計画」の策定及び「小倉山再生プロジェクト支援協定」の締結について発表。小倉百人一首の選集の舞台となった歴史を持ち、嵐山と共にアカマツ中心の森林景観を形成する西山の象徴、小倉山。近年は、「マツ枯れ」、「ナラ枯れ」など景観面だけでなく、防災や生物多様性の面からも課題を抱えており、森林の再生が喫緊の課題となっています。そこで、今年度から10年間をかけ、アカマツや彩を感じる花の咲く木、モミジ等の植栽を行うとともに、必要以上に密生する樹木の伐採を行います。この取組に支援のお申し出いただいた、地域の方々や地元寺院等でつくる「景勝・小倉山を守る会」さん、三菱東京UFJ銀行さん、公益財団法人三菱UFJ環境財団さんに感謝申し上げます。皆さんとの共汗の下、京都の宝である小倉山の再生に向けて全力を尽くしてまいります。
 次に、伝統産業振興の視点を取り入れた京都ならではの「夏のエコオフィス運動」について発表。「クールビズ」=「ノーネクタイ」ではなく、京都に伝わる日本の伝統を大切に、気温や時間、場所、場合に応じて取り組んでまいります。さらに、市役所正面玄関で夏向けの西陣のネクタイを展示するなど、クールビズと地場産業の取組について発信するとともに、打ち水や緑のカーテンなど、京都の夏を涼しく過ごす日本の文化や知恵をPRしてまいります。

【自信と誇りを持って「世界の京都」を担う課長へ 新任課長級職員研修で私の思いを語りました】250426-0101.JPG  今年度、新たに課長に昇任した125名の職員に対し私の思いを語りました。
 失われた20年。これを打破し、未来の京都を創造する!これからの3~4年が勝負の時。現在は、これまでの既成概念が通用しない時代。めまぐるしい変化が訪れています。その変化を先取りし、市政改革実行のため、「課題を先取りするスピード」、「縦割りの排除」、「市民との共汗」、「後進の育成」、「仕事、家庭、地域活動を充実させる真のワーク・ライフ・バランスの実践」を訴えました。課長が変われば市政が変わります。「世界の京都」の市政を担う幹部として、自信と誇りと使命感を持って、皆さんの力を遺憾なく発揮してもらいたいと思います。

【共に京都の魅力発信を! 寺田 宜弘さんに「京都国際観光大使」をお願いしました】
250426-0201.JPG  京都出身で、キエフ国立バレエ団の芸術監督に就任された寺田 宜弘さん。11歳のとき、キエフ国立バレエ学校国費留学生として留学されて以来のご活躍。京都の誇りです。また、バレエを通じて日本とウクライナ・キエフの文化交流に寄与するお取組も続けていただいています。平成23年9月、京都・キエフ姉妹都市提携40周年を記念してキエフ市を訪問したときには、寺田さんのご尽力によりキエフ市はもとより、ウクライナ政府の全面協力も得られ、東日本大震災復興支援チャリティーコンサートが「キエフ・オペラ」で開催されました。
 これまでの寺田さんの献身的なお取組に頭が下がる思いです。心から敬意を表するとともに、引き続き、海外に向けて京都の魅力を発信していくためにもご活躍いただきたいという思いを込めて「京都国際観光大使」に任命させていただきました。
 世界文化自由都市・京都として、また、「5000万人感動都市」の実現に向けて、日本の心のふるさと、精神文化の拠点都市・京都の魅力を更に磨き上げ、国内外へ力強く発信していくことを改めて決意しました。

【日本とイタリアの科学技術交流を推進 「アジアにおけるイタリア:科学技術べニュー京都2013」及び「マルコ・ポーロ科学賞」授賞式】
250426-0401.JPG250426-0402.JPG250426-0403.JPG  ナノテクノロジー及びナノバイオマテリアル分野における日本とイタリアの共同研究に関するセミナー「アジアにおけるイタリア:科学技術べニュー京都2013」と、ナノテクノロジー分野の優秀な科学者に授与される「マルコ・ポーロ科学賞」の授賞式。一昨年、初めて京都で開催され、今年も京都で開催いただきました。私も伺いご挨拶とともに、4人の受賞者に記念品を贈呈。そのうち、京都大学の北川 宏 教授、京都府立医科大学の丸中 良典 教授のお二人は、京都市政にもご協力いただいています。
 伝統産業の匠の技と、先端産業の最新技術が融合するものづくり都市・京都。その京都で開催されたことは大変意義深いこと。京都とイタリアの交流が更に深まる契機となることを祈念いたします。

【和紙文化の振興にご尽力 2000年紀和紙委員会 阪田 美枝さんがご来庁】
250426-0501.JPG  10年以上に亘る編纂期間を経て、日本ならではの全国各地の手すき和紙についてまとめられた「日本の心 二〇〇〇年紀 和紙總鑑」。発刊に向けて中心的な役割を果たされた、2000年紀和紙委員会の阪田 美枝さんがご来庁。和紙總鑑のイギリス展などについてご報告をいただきました。
 長い年月をかけて日本人が各地で受け継いできた和紙の文化。私も京都に受け継がれる数々の日本の伝統を守って行きたいと改めて決意しました。

【京都経済同友会 平成25年通常総会に伺いました】
250426-0601.JPG  昭和23年の設立以来、京都を代表する政策提言団体として、京都経済の活性化はもとより、幅広い分野にわたる政策提言からまちづくり活動の実践まで、積極的な活動をされている京都経済同友会さん。今日は、平成25年通常総会・懇親パーティーに伺いました。
 リーマンショック直後に就任され、日本全体が未曾有の大不況に陥っている中、先頭に立って京都経済の力強い回復をリードしていただいた、田辺 親男 代表幹事がご退任。経済団体の視点から、環境、倫理など様々な観点で幸せを実感できる社会や経済の在り方を検討されるなど、4年間のご功績、京都経済や京都のまちづくりへのご貢献に心から敬意を表します。ありがとうございました。
 引き続き代表幹事として同友会を牽引される長谷 幹雄 代表幹事、新しく就任された増田 寿幸 代表幹事、また、副代表幹事にも錚々たる京都のリーダーの方々がご就任され心強い限り。会員の皆さんのますますのご活躍を祈念いたします。