門川大作OFFICIAL

活動日記

2022.12.24
ラジオ2番組に出演。今回は、年末年始の医療提供体制の拡充や12/26から新たに運用を開始する「京都市新型コロナお問い合わせボット」などのコロナ対策、待ったなしの課題である人口減少対策、今年1年の振り返り などについてお話ししました。

α-STATION「MAYOR TALKS☆KYOTO」(DJ下口☆雅充さん)、KBS京都「大作・英樹のだいすき☆京都」(羽川英樹さん、西上真帆さん)。
<お話した主な内容>
●コロナ対策
・新規感染者数は8週連続で増加。ただ直近1週間の人口当たりで見ると京都は47都道府県中45番と低い水準にありますが、それだけに今後、感染者数が伸びる可能性が。(早く感染者が急増した北海道や東北がピークアウト。)、この年末年始は緊張感を持って感染防止対策(こまめな換気と適度な加湿など)の更なる徹底とワクチン接種(インフルエンザも!)をお願いする。
・重症化リスクが低いオミクロン株ではあるが、年末年始に多くの患者さんが見込まれる中、「高齢者など重症化リスクの高い方を確実に医療につなげていくこと」「自宅や高齢者入所施設等で療養される方に対する健康観察や必要に応じた医療の提供を的確に行っていくこと」が重要。その一環として、府と連携し、医
師会、薬剤師会、病院協会等のご協力の下、年末年始の医療機関、薬局の開設に尽力(現時点で年末年始に開設する医療機関は146か所で昨年度の5倍以上!新たな取り組みとして薬局も142か所開設!)。さらに、重症化リスクの低い方、重症化の心配がない方に活用していただく本市独自の取り組みとして、「抗原検査キットの配布」と「臨時オンライン診療」を年末年始に実施する。
・抗原検査キットの配布については、年末年始に開設する医療機関等にご相談を。また、専用フォームから申し込みを受け付け、1日当たり2400セットの検査キットを自宅に配送できる仕組みを構築するほか、直接配布する場所も用意する。詳細は12/28に公開する年末年始の特設ホームページで。
・京都市陽性者フォローアップセンターでは、陽性者登録をしていただいた方が症状悪化時などの相談に速やかに対応できるよう、100回線を準備している。また、医療提供体制を補完するため、年末年始の間、臨時でオンライン診療を実施する医療機関を確保し、医療機関ができなかった患者に対応する。(臨時オンライン診療は、京都市情報館からお申し込み)
・京大病院と連携し、12/26から、コロナに関する質問に答えるチャットボット「京都市新型コロナお問い合わせボット」の運用を開始。日頃から受けているよくある質問への回答や、コロナに関する相談窓口等をチャットボットで案内。是非ご活用を。
●人口減少対策
・先日、人口動態の状況についての分析結果を発表。その中で、3つの課題が改めて明確に。1つ目は、若い世代が結婚等のタイミングで、比較的入手しやすい住宅を求めて滋賀、京都南部等に転出していること。2つ目は、大学卒業後などに就職する方が、東京や大阪などに転出していること。3つ目は、洛西・向島ニュータウンや過疎化が進む北部山間地域で人口が減少していること。
・景観政策の骨格を守りつつ 都市計画の見直しによる居住環境の創出のほか、活用できる空き家の流通促進が重要。12/26に、中古住宅に精通した安心できる事業者を検索できるシステムをホームページ上で公開。相談体制も充実。全国トップ水準の教育・子育て支援を維持・向上させ、若い世代にそのことを知って貰う努力。より若い世代に選ばれる都市を目指す。
・京都には素晴らしい企業の本社、魅力的な地域企業・中小企業は多くあるが、生産拠点が他府県等に移転し少ない。また、国内外から京都に進出したいという企業も多いが、進出のための土地や空間がない。そのため、景観政策の骨格は維持してたうえで建物の高さ制限などを見直し、企業誘致、働く場の創出を進める。
・都市計画の見直し案についてのパブリックコメントでは、幅広い年代の方から2400件を超える意見を頂き、概ね7割の方から賛成のご意見を頂いた。特に若い世代、60歳未満の方々は圧倒的に賛意。一方で70歳以上の世代では景観を守るため規制緩和に反対、慎重なご意見がら多い。ご意見に耳を傾け、景観と活力あるまちづくりの両立、住んでよし、働いてよし、子育てしてよし、訪ねてよしの京都へ!来春に都市計画の見直しを目指す。
・洛西も向島も住民の皆さんがニュータウンを次世代に引き継いでいくために共に汗してまちづくりのビジョンを策定。まちぐるみでの子育て支援や公園の利活用など、まちの活性化に向けてこれからも共々に取り組んでいく。北部山間地域の活性化には農林業の振興、移住定住対策が重要。引き続き地域の皆さんと共に取り組みます。
●1年を振り返って
・コロナ禍から市民の皆さんの命と健康、暮らしを守り抜く。持続可能な行財政の確立に向けて改革に邁進し、財政の危機克服へ前進を見た一年だった。皆さんのご理解とご支援に心から感謝。
・ウクライナでは未だに悲惨な状況が続いている。市民の皆さんには総額1億円を超える寄付を頂いた。改めて感謝。クリチコ キーウ市長から感謝のお手紙。また、ご要請を受け、厳しい冬を乗り越えるために災害時用毛布とカイロを今月27日に発送。引き続き皆さんからの温かいご寄付を受け付け中。来春早々に第二弾を発送したい。是非ご寄付をお願いしたい。
・年末年始は人とのつながりを大切に。同時に感染対策もしっかりと行いながら、楽しく過ごしていただきたい。皆さんよいお年を。


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