門川大作OFFICIAL

活動日記

2023.02.25
ラジオ2番組に出演。京都市の財政の改善状況と令和5年度予算について話ししました。市民・事業者の皆さんのご理解とご協力の下、改革に取り組み、税収等も増加、長年の課題であった収支均衡を達成でき、財政難克服への道筋をつけることができました。改めて心から感謝。引き続き高齢化に伴う社会福祉関連費の増加などに対応しつつ、改革と都市の成長戦略による京都経済の活性化・税収減に取り組み、収支均衡の財政運営を継続し、過去の負債の解消、子育て・教育などの施策から超高齢化社会へ、誰一人取り残さない施策の展開など、更なる充実を行っていきます。

α-STATION「MAYOR TALKS☆KYOTO」(DJ下口☆雅充さん)、KBS京都「大作・英樹のだいすき☆京都」(羽川英樹さん、西上真帆さん)。
<お話した主な内容>
・京都市は、昭和の時代から、国や他都市の水準を上回る福祉、子育て支援、教育などの施策を推進。私も市長就任直後、リーマンショックで過去最大の赤字に。しかし職員の4,000人もの削減等で財源を確保して、全国トップ水準の施策を維持向上させてきました。一方で、国からの地方交付税の削減などにより、高い水準の施策に必要な財源が確保できず、長年、収支不均衡の状態に。市長4期目は収支均衡を第一に掲げ、覚悟を決めて「過去の延長でない挑戦と改革」を公約。そこにコロナ禍で、宿泊税が42億円から13億円に激減するなど更に危機的に。フルオープンな場での議論やパブリックコメントを経て令和3年に行財政改革計画を策定し、財政難克服へ、私を先頭に全庁一丸となり強い覚悟の下、スピード感を持った改革に着手。改革は10年を超える将来を展望し、5年の計画ですが、当面、令和5年までの3年間を集中改革期間として改革に邁進。お陰様で令和5年度予算で22年ぶりに収支均衡を達成!21年間続けてきた将来の借金返済のための貯金である公債償還基金の計画外の取り崩しはもとより、多くの自治体が財源不足のために発行している行政改革推進債など発行も含めてゼロに。
・大きな成果を挙げた主な要因は、①人件費の削減(3年で財政効果90億円)などあらゆる施策を持続可能性の視点で見直し・改革し歳出を抑制、②市民・事業者の皆さんの懸命なご努力や、コロナ禍以前からの国と連携した成長戦略等による税収の増加、③国への強く要望による地方交付税の増額、必要額の確保など。その結果、財政は3年間で 計画より750億円改善。823億円と見込んでいた公債償還基金の計画外の取崩しは505億円まで圧縮。また、市債残高は全会計でピーク時の平成14年度から25%、5,190億円減。令和5年度予算だけでも215億円減に。今後もしっかり削減していきます。
・若者・子育て世代からご高齢の方まで、必要な人に必要な施策を、「誰一人取り残さない」取り組みを進めます。中でも、子ども医療費支給制度の抜本拡充、また、全員制中学校給食について、実施へ向けてまずは調査に着手。更に、若い方の居住環境の創出や働く場の創出へ、企業立地にも注力します。詳しくは次回の放送で。

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