門川大作OFFICIAL

活動日記

2018.10.22
歴史に学び、今を見据え、未来をデザイン!「明治150年記念シンポジウム」@ロームシアター京都。磯田道史先生の奥深く、歴史を未来に生かすご講演、山極壽一京大総長の的確なアイデア、コメントに感銘!明治期の先人たちの偉業についてチームで学んだ学生さんの代表による、未来に向けた提言発表も感激です!磯田先生の進行で、山極京大総長、学生さんとのパネルディスカッションに私も参加。創造的かつ未来志向の議論が大いに盛り上がりました!

京都は明治維新で事実上、都の地位を失い、人口が3分の2に激減。都市存亡の危機に。そんな中、先人たちは「まちづくりは人づくりから」と地域で力を合わせ、お金も出し合って、全国初となる64の番組小学校を創し、我が国最初の芸術大学、美術工芸高校や工業高校も開校。さらに、琵琶湖疏水や日本初の事業用水力発電所の建設、市電の開業など、先進的な取り組みに次々と挑戦!未来を担う人を育て、文化とものづくりの力を磨き、産業を興すことによって、今日に続く京都発展の礎を、最大の危機の時代に築かれました。
京都の各大学、京都学生祭典からご参画の学生チームのメンバーは、(NPO)グローカル人材開発センターのサポートを受けながら、「番組小学校」「京都博覧会」「琵琶湖疏水」の各テーマについて学びを深められ、その知見を現代の課題解決に!「若者が京都の歴史・文化に触れる場づくり」「若者が地域コミュニティに参画しやすくなる仕掛け」「京都で働く魅力の発信」など今日的なテーマにしっかり結びつけた提言に感激!心強いです。
京都には、人口減少をはじめ、今日の様々な課題を解決し、未来を展望するための人々の英知や志、まちづくりの哲学が息づいていると改めて確信!先人たちの歩みから未来のビジョンを見出し、世界文化自由都市宣言から40年を迎える今年、文化庁移転も見据え、文化を基軸としたまちづくりに一層邁進することを決意!ご参加の皆さんに心から敬意と感謝。


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