門川大作OFFICIAL

活動日記

2020.08.05
令和元年度決算概況について記者会見。新型コロナ感染拡大等により京都市財政は極めて厳しい状況に。ただし、元年度中は影響が限定的であり、市民所得の向上等により市民税等は増加しましたが、国からの地方交付税等の大幅減により一般財源収入は13億円の減。そんな中、全国トップ水準の福祉・教育・子育て支援の維持・充実させ、社会福祉予算は87億円の増加。更に、防災・減災、経済、文化、都市基盤整備等を推進。その為の財源確保へ職員の削減による人件費の削減など徹底した行財政改革を断行。しかし、なお、公債償還基金を取り崩さざるを得ない厳しい状況。

この間の経済政策等による個人所得・納税義務者の増加等により、市税収入は前年度比138億円、4.7%増で3年連続過去最高に。一方で地方交付税は前年度比119億円、11.3%の減。一般財源収入は13億円減の厳しい状況。
資産活用や職員削減など徹底した行財政改革により財源捻出、市民ぐるみで策定した京プラン第2ステージに掲げる307事業(安心安全、子育て・福祉・教育、文化、経済活性化、ごみ減量等々)を着実に前進。社会福祉関連経費の増、平成30年度発生災害の復旧・支援、今と未来に必要な投資等にもしっかり対応。
不足財源は、将来の借金返済に積み立てている公債償還基金を50億円取り崩す(予算では87億円を37億円縮減)など特別の財源対策に依存せざるを得ない厳しい状況。(なお、将来の市債返還に備えて計画的な基金積み立ても406億円を実施。基金は1373億円で56億円増加)また、国が返済に責任を持つ臨時財政対策債を除く京都市の実質的な市債残高は着実に縮減(一般会計で51億円減、全会計で245億円減に。)

令和2年度は、国の臨時交付金や徹底した事業見直し等により財源を捻出、4度にわたり新型コロナ対策補正予算を実施。しかし今後、生活保護など社会福祉関連経費の増、一般財源収入の減が見込まれ、極めて厳しい状況が予想されます。

市バス・地下鉄は、お客様数が今年1月までは順調に推移するも、2月以降は新型コロナの影響で大幅減少、かろうじて黒字を確保したものの、厳しい経営状況に。
令和2年度は、運営コストの増や車両・設備の更新に加え、緊急事態宣言中、感染拡大防止を最優先に取り組み、利用者8割減を目指し市民ぐるみで行動自粛に取り組んだこと等から、過去に類を見ない大幅減収、危機的な経営状況に。

上下水道事業は、老朽化した水道管更新を加速、雨水感染の整備等も着実に。「5年に1度の大雨」に対応した整備率は全国トップ水準の91%(全国平均59%)。民間活力導入や体制の見直しで黒字を確保したものの、今後、人口減少による水需要減、浸水対策や水道管更新等に多額の投資が必要。

さらに令和2年度は、新型コロナの影響で水道料金・下水道使用料収入が大幅に減少する見込み、経営環境がこれまで以上に厳しい見通し。

こうした影響も含め、現在、「京都市持続可能な行財政審議会」で将来にわたり市民の皆さんの安心安全を守る基盤となる持続可能な行財政のあり方を徹底議論。
市民の皆さんと危機感を共有し、文化、景観、観光、環境、歩くまち、子育て支援、教育など京都の強みを経済の活性化や市民の皆さんの豊かさにつなげると同時に、大胆な発想での行財政改革に力を尽くしてまいります。