2009/04/18
共汗通信~動物の「学び」を見る動物園へ
昨年4月、京都大学と京都市は「野生動物保全に関する教育及び研究の連携に関する協定書」を締結しました。
その連携による動物園の活性化の1つとして、「チンパンジーの群れ飼育」のため進めてきた類人猿舎の改修が完成。4人のチンパンジーが来園しました。今日はそのお披露目式。
これは世界初の試みです。従来の動物の「形態」を見る動物園・最近話題になっている「生態」を見る動物園から、さらに一歩進んだ、動物の「学び」を見る動物園。98%の遺伝子が人間と共通しているチンパンジーが、日々学んでいく姿を皆さんにも見ていただきたいと思います。
4人のチンパンジーが幸せに暮らしてくれること、京都大学との連携がさらに進むこと、そして、多くの方が動物園を楽しんでくださることを願っています。