2009/04/28
新型インフルエンザについて
欧州において感染例が確認されるなど、新型インフルエンザが世界各地で拡大しています。
昨日、世界保健機関(WHO)は、2度目の緊急委員会を開き、警戒レベルを現在のフェーズ3「動物から人への感染」「人から人への感染は限定的」から、フェーズ4「人から人への感染が増加」に引き上げることを決めました。
これは、かつてなかった、人類にとっての脅威です。
そこで、本日、私自身がトップとなり、副市長、全局区長による全庁的な「新型インフルエンザ対策本部会議」を開催。
京都市は、いち早く、平成17年度から研修の実施など、市立病院とも連携しつつ、対策を練ってきました。先日も政令市で始めて対策マニュアルを作成したところです。
今回、対策本部の設置と併せて、
・発熱相談センターの設置
保健医療課 222-3421(午前9時~午後10時)
各保健所(平日 月~金曜日 午前8時30分~午後5時)
・市立病院等での発熱外来の開設準備
・肺炎症候群サーベイランスの実施
・発生国からの帰国者に対する健康観察の実施
・市民の皆さんへの普及啓発
など、確実な情報の把握と提供、監視の強化、全庁的な情報共有及び迅速・的確な対策に万全を期します!
市民の皆さんにも、正しい情報に基づいた冷静な対応をお願いします。
京都市がこれまで蓄積してきたノウハウ、職員の高い志、迅速な行動で、この脅威から、市民の皆さんのかけがえのない生命を守る、外国人観光客の皆さんの生命を守る、安心・安全な暮らしを守る。
私たちに課せられた使命です!