2009/05/07
共汗通信~知恵と力で取り組みます
京都はこれまで、応仁の乱、戊辰戦争、明治維新をはじめ、様々な危機に直面してきました。そして、そのことごとくを、わが国随一の知恵、京都ならではの「地域力」「文化力」「歴史力」そして「人間力」をいかんなく発揮して、乗り越えてきました。そうして、現在の京都があります。
そして今、100年に一度と言われる金融・経済危機を迎え、経済・雇用・暮らしが、大変厳しい状況にあります。
ここで、先人にならい、こんな時だからこそ、京都の持つ知恵・力を結集して、「京都 知恵と力の博覧会」を、府市協調、経済界との連携、宗教界・学術研究機関の協力等により、今秋、開催する運びとなりました。
今日は、相国寺承天閣美術館という、まさに京都の知恵と力を象徴する舞台で、京都ならではの経済界・宗教界・学術文化界の皆さんによる博覧会推進協議会を実施。
京都のまちには、有形無形の財産があります。それぞれが世界オンリーワン・ナンバーワン。それらの点をたくさんの線でつなぎ、面にして、京都全体の魅力として、世界に発信していくための博覧会にしていきたいと考えています。