2009/05/13
地域主権時代にふさわしい大都市制度の創設を目指して
新しく政令指定都市になった岡山市での指定都市市長会議。
京都での仕事が多忙ですが、副会長に就任していることもあり、日程を調整し出席しました。
政令指定都市は、基礎自治体であるだけでなく、様々な分野で広域的な機能を担う中枢都市であるとともに、都市行政の最先端都市として、先駆的な施策を展開してきました。
また、今後も、都道府県並みの行政能力を持つ指定都市は、住民と一体となって地域主権時代のモデルとなるまちづくりを進めることが可能です。
私は以前から、
・政令指定都市にも、都道府県並みの権限の移譲を!
・政令指定都市の所要額に見合う大都市特例税制の創設を!
・地域主権時代にふさわしい大都市制度の創設を!
と訴えています。
中央集権的行政システムや東京一極集中の是正を行うにあたって、地域の受け皿になり得るのは、政令指定都市。都市的課題の解消に向けた施策展開と集積した都市機能を背景に、経済を活性化し、その影響を周辺都市へと及ぼすことで、「新しい国のかたち」を作り出し、日本全体の発展につなげることが必要ですね。