2009/05/16
新型インフルエンザ国内初の患者を確認 対策危機管理本部会議を開催
早朝から、ニュースや対策本部からの情報にピリピリ。
神戸市内で、国内初の新型インフルエンザ患者の発生が確認されました。
既に国内で、人から人への感染が始まっているおり、広がりを見せつつあると言わざるを得ない状況です。
これは、市民の皆様、そして入洛観光客の皆様にとっての脅威です。
この事態を受け、本市では、危機管理レベルをこれまでで初となる最高レベル「3」に引き上げ、具体的対応策として、
・市立病院において、24時間体制の発熱外来を設置
・市民の皆様からの相談、医療機関との連絡調整を行う発熱相談センターについて、体制の拡充
・衛生公害研究所における検査体制の拡充
を実施。万全の体制で臨みます。
また、本日、午後2時から市役所にて、私自身が本部長となり、第1回新型インフルエンザ対策危機管理本部会議を開催。
全ての職員に対し、
・これは新たな挑戦。今までの取組の真価を発揮し、147万人の市民の皆様、観光客の皆様の生命と暮らしを、きっちり守り抜き、業務に支障のないようにすること
・夜間・休日等についても、迅速・正確な情報共有のため、再度、伝達経路等の確認を行うこと
・まずは職員自身が感染しないこと。うがい、手洗い、マスク着用など、市職員全員がモデルとなって、予防に努めること
という指示を行い、引き続き、医療の第1線となる市立病院発熱外来を訪問。24時間体制で奮戦するスタッフを激励しました。
市民の皆様、観光客の皆様の生命・暮らしを守るため、市役所は一丸となって、万全の体制で臨みます!
【市民の皆様へのメッセージ】
市民の皆様には、以下の点をお願いいたします。
・熱がある、咳が出るなど、心配な方は、病院や診療所には行かずに、いつでもまず、発熱相談センターにご相談ください。24時間体制でご相談を受け付けております。
・予防がまず第一です。外出から帰った際のうがい・手洗いの励行、咳エチケットを守り、マスクの着用を。
・京都市は、逐次、正確な情報を迅速にHPなどで提供します。必要な情報に留意し、冷静な対応をお願いします。