2009/06/29
京都観光の新たな目標に向けて
平成22年を目標年次とする「観光客5000万人構想」が発表されたのが、平成12年。
以来、関係者の皆さん一丸となっての京都観光振興に向けたご努力の結果、平成20年に京都にお越しいただいた観光客の数は、5021万人を数えました。
この達成を受け、京都観光の新たな目標と、その実現の道筋を明らかにする「次期京都市観光振興推進計画」を1年前倒しで策定するための委員会を開催。
委員長をお願いしている石森 秀三 先生、「京都のためなら」とご参画くださった神谷 俊広 観光庁次長をはじめ、京都ならではの錚々たる委員の皆さんにご参画いただきました。委員の皆さんのご発言から感じる、実践を通じて培われた見識、おもてなしの心。さすが京都。改めて京都の強みを実感しました。
観光は、「都市の営みの総和」によるもの。
文化、宗教、芸術、学問、食文化、産業、景観、都市計画、交通、環境政策など、あらゆる分野における都市の実力が問われるもの。
より「質」を重視した観点から、積極的、かつ大胆な検討を重ね、京都ならではの、今後の京都観光の「羅針盤」となる計画が策定されるものと確信しています。