京都市長 門川大作 オフィシャルサイト

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活動日記

2009/07/15

京都仏教会からのご提案 七夕の堀川が「天の川」に

tanabata

 これまでから、京都仏教会 有馬 賴底 理事長とは、京都の魅力発信について、緊密に意見交換をさせていただいてきました。

 本日、有馬理事長とご一緒に、市役所で共同記者会見。仏教会からご提案いただいた連携事業について、発表できました。

 まずは、「京の七夕事業(仮称)」。

 五節句のひとつ 七夕に、「夜」「明かり」「川」「寺社仏閣」などをテーマに、「観光と産業の融合」という視点も大切にして、新たな夏の風物詩となる事業にしたいと思います。

 これから府・商工会議所などにも呼びかけ、オール京都の取組に。具体的な中身は、これから詰めますが、この春に清流の復活した堀川を舞台に、旧暦の七夕・8月7日を軸に考えていきたいと思います。

 次に市バス・地下鉄利用促進へのご協力。

 教会に加盟されているお寺の写真と、住職に揮毫していただいた書を頂戴し、そのデザインされた「トラフィカ京カード」を発行させていただきます。

 「歩くまち」の推進、公共交通の利用促進といった市の取組にご賛同いただいてのお申し出。環境モデル都市としての取組はもとより、赤字に苦しむ地下鉄事業にとっても、誠にありがたいこと。

 有馬理事長のお言葉「今日の成熟社会。人々は精神的充足を求めており、日本文化の原点・京都への期待は大きい」に、心から共感。同時に、「仏教会の果たすべき役割も大きい」とのお言葉に、本当に力強い思いでした。

 今回ご提案いただいた事業については、府、商工会議所にも呼びかけ、できるだけ早く実現できるよう、精力的に取り組みます。

 様々な課題に直面する困難な時代。京都仏教会をはじめ幅広い市民の皆さんと連携を更に強めながら、京都の発展のために突き進みます。

 午後から、ハーバード大学、コロンビア大学などの建築家が集まる大阪産業大学「建築・都市国際フォーラム」シンポジウムに参加。旧知の山口隆 教授からの要請によるもの。

 建築家は、技術者であると同時に、芸術家、歴史家、未来学者、時には宗教家、哲学者でもあります。建築家の視点から、新たな都市のあり方として、「知識都市」を提案されたので、「知識都市」の象徴は、京都でさると発言しました。

 更には、京都議定書誕生の地の市長として、地産地消・地元産材活用の取組などの必要性も訴えました。

 その後、外国のお客様たちは、京都へ。宵々山で賑わう京都のまちで懇親会をされ、16日には、世界の建築家の憧れ・桂離宮を見学されるそうです。