2009/08/05
京都の夏を「水」で涼しく
(本庁舎東玄関前で涼を満喫)
厳しい京都の猛暑。
ヒートアイランド現象の緩和、地球温暖化防止対策、京都の猛暑対策は、創意あふれる取組が市民ぐるみで展開されていますが、今日は、本市の2つの取組を紹介しました。
まずは「ミスト装置の設置実験」。市役所本庁舎東玄関横に設置します。
日々、市民の皆さんの生活をしっかりと支える京都の水道水を活用。特殊なノズルで超微細な霧を噴霧して、水を効率的に気化させ、気化熱が周囲の熱を奪うことにより、気温を3度程度下げることができるもの。しかも、CO2排出量はエアコンをはるかに下回ります。
2つめは、「打ち水」の実施。
昨年、京都市では、京都学生祭典実行委員会、市内各団体、事業者・住民の皆さんとの協働で、市役所前広場をはじめ50ヶ所で打ち水を行いました。
今年は新たに京都商店連盟をはじめ、ご賛同いただいた多数の団体や事業者の皆さんにもご参加を頂戴し、昨年の約3倍、161ヶ所に規模を拡大、14日に実施します。
最新技術を用いたもの、昔からの知恵に基づくものという違いはありますが、ともに、水を活用したエコな「涼」。
皆さんが地球環境について考えてくださるきっかけにしていただきたいと思います。