2009/12/14
コペンハーゲンでの日程 主催者側の段取りで混乱も イクレイ気候ラウンジは大成功
いよいよCOP15開催の地・デンマーク コペンハーゲン。深夜に到着。
京都議定書誕生の地・京都の代表として、地球温暖化防止の新たな枠組み確立の歴史的局面に、気合十分で臨みました。
ところが出鼻をくじく状況に。
2時間の仮眠の後、ホテルを7時に出発。十分な時間の余裕を見て、7時30分から、メイン会場となるベラセンターでID取得のために並んだところ、主催者側の段取りが極めて悪く、大混乱。6時間余りもかかることに。寒い街頭で立ち続けて、決死の思いで突入。
午前に予定していた公立学校訪問は適わず。極めて無念。
午後2時30分、まずは京都市が理事を務める「持続可能性を目指す自治体協議会」イクレイの主催による「政府代表団と自治体代表団の対話」に出席。
COP15の交渉文書には、自治体の役割について位置づける箇所も。自治体も積極的な関与を図る必要があります。
続いてイクレイ気候ラウンジに出席。イクレイ、WMCCC(気候変動に関する世界市長・首長協議会)、そして京都市の主催。テーマは「京都からコペンハーゲン、その先へ:世界の市長との対話」です。
オール京都で進める「DO YOU KYOTO?」プロジェクトなど、京都議定書誕生の地としての、本市の先進的な取組紹介のほか、メキシコシティ市のマルセロ・エブラルド市長によるマイカー抑制やゴミ減の取組紹介、そして「英語スピーチコンテスト for COP15」で最優秀賞に選ばれた西京高校2年生の福島 悠介君による、京都の若者を代表してのスピーチなど、盛りだくさんの内容で、大成功に。
京都議定書が世界の自治体にとってどのような意味を持ったのか、自治体にどんな影響を与えたのか、さらには、新たな枠組みの中で、自治体の施策はどのように変化するのか 世界に向けて、メッセージを発信しました。 ちなみに、市から同行した職員は、京都から持参した子どもたちからのメッセージなど、大荷物を抱えたまま、ID取得に10時間以上もかかったとのこと。事前登録していたにも関わらず、気の毒に、小雪ちらつく屋外で、飲まず、食わず、座らず、トイレにも行かず。
15,000人の収容人員のところ、40,000人も登録してしまった主催者側の「不手際」ここに極まる。ひどすぎました。関係者に抗議し、改善を申し入れましたが如何ともならず。