2010/01/25
フランス総領事館京都移転記念レセプション ようこそ京都へ!
(シュタンツェル駐日ドイツ大使がお越しになりました)
新たに駐日ドイツ連邦共和国匿名全権大使に着任された、フォルカー・シュタンツェル大使ご夫婦にお越しいただきました。シュテファン・ビーダーマン副総領事、飛鳥井通訳官とご一緒。
「DO YOU KYOTO?」を日本にご紹介くださったメルケル首相をはじめ、ドイツと京都市の縁は深いものがあります。
まず、ケルン市と京都市とは、1963年の姉妹都市提携以来、スポーツ、音楽、教育など、様々な分野で活発な交流を行っています。また、昨年、フランクフルトでは、京都のお茶やお酒、手工芸品などを発信する「京都センター」が開設され、私もCOP15からの帰路、オープニングセレモニーに出席してきたところです。
大使は、1972年から1975年まで、京都大学大学院に留学されていた経歴もお持ちで、流暢な日本語を話されます。日本文化にも精通され、京都の大ファン。そのご着任は心強い限りです。
(STSフォーラム 尾身理事長がご来庁)
STSフォーラム 尾身 幸次理事長に、市役所へお越しいただきました。
「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォーラム)」は、世界各国から科学者、政治家、企業家等が一堂に会し、科学技術と人類の未来について議論する場として、毎年、京都で開催されています。科学技術のダボス会議。科学技術の国際会議としては、世界最大級のものとして定着しています。
京都市も府・会議所とともに、STSフォーラム支援京都実行委員会としてご協力しています。第6回となる昨年は、世界遺産・上賀茂神社をお借りして交流会を開催。
人類に豊かな生活をもたらした科学技術の爆発的な発展。しかしながら、同時に科学技術の進歩は、環境や安全など、国際規模で解決しなければならない問題を生み出しました。
これからも、京都の地で、科学技術を適切に管理、発展させていくうえで必要な、科学技術を推進する上での共通の価値観を形成するため、人類の叡智が結集します。
(東京での中教審に)
忙しい日程の合間を縫って東京へ。
委員を務める「中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育養成部会」に出席しました。
今回の議題は、来年度新たに教職課程を設ける大学の認可や、教員免許の更新制度等について。子どもたちを育んでいくうえで、大きなテーマ。
鈴木 寛副大臣のご挨拶の後、兵庫教育大学長 梶田 叡一部会長をはじめとする、委員の皆さんが真摯な議論を展開されました。
(住みよい京都をつくる婦人の会「新春のつどい」でご挨拶)
住みよい京都をつくる婦人の会「新春のつどい」に伺いました。
高度経済成成長の“ひずみ”として公害が日本中に発生していた昭和44年、「公害から京都のまちを守ろう」「京都のまちを住みよいまちに」という願いから発足され、昭和46年に市の提唱した「公害のない緑豊かなまちづくり・市民ぐるみ運動」へのご参画など、京都市政を支えていただいています。
内藤 しげ会長をはじめとする皆さんにご挨拶。
「任せる政治から参加する政治へ」。いよいよ地域主権の時代です。これからも、人と人が支えあう、温かいまちづくりへの力強いご協力をお願いしました。
(フランス総領事館京都移転記念レセプション ようこそ京都へ!)
昨年12月、在大阪・神戸フランス総領事館が、京都市左京区の関西日仏学館に移転され、在京都フランス総領事館として、新たなスタートを切られました。京都市内で初の総領事館。西日本全体を担当されることになります。
京都からフランスへ、フランスから京都を通じて日本へ。互いの文化が交わります。誠に喜ばしいこと。
今日はフィリップ・フォール駐日フランス大使、フィリップ・ジャンビエ・カミヤマ総領事ご出席の下、移転記念のレセプション。ご挨拶させていただきました。
パリ市は京都と姉妹都市。一昨年には、友情盟約締結50周年で、私自身がパリを訪問しました。また、フランスから京都にお見えになり、宿泊される方は、5万5千人。5年前の3倍強にまで増えました。ジャンビエ総領事からも、「フランスでは日本文化が流行し、その発祥の地・京都と恋に落ちる人が増えている」とのお言葉を頂戴したところ。
今回の移転を契機に、互いのまちの交流が深まり、さらなる両国の友情・発展につながるものと確信しています。