2010/02/07
日髙 敏隆先生のご冥福をお祈りいたします
(桂坂夢まちプロジェクト「景観まちづくりフェスティバル」で感動)
市内で70ヶ所ある建築協定地区のうち、40ヶ所がある桂坂。また、新しいまちではありますが、自治会への加入率が全市でもトップレベルとのこと。自治のモデル地区でもあります。
自治会ごとに設けておられる運営委員会が、連携・情報の共有を図るため、平成19年に設立された「桂坂地区建築協定協議会」。様々なまちづくり活動「桂坂夢まちプロジェクト」を展開しておられます。
今日、京都大学桂キャンパス・ローム記念館で開催された「景観まちづくりフェスティバル」。同プロジェクトの集大成です。皆さんの活動内容の展示を拝見し、シンポジウムでご挨拶。
地域にお住まいの皆さんが、そのご縁を大切に、自分たち自身の住環境のためにご活動されているお姿に、深く感動。桂坂地区建築協定協議会 村上 實会長、桂坂学区自治連合会 菊池 潤治会長をはじめとする皆さんのご活動に、心からの敬意を表します。
(子どもを共に育む京都市民憲章」制定3周年記念 「親子でニコニコ 笑顔いっぱい」でご挨拶)
「大人が変わらなければ、子どもも変わらない」「子どもに関わる全ての大人の行動規範となるものを」という市民の皆さんの想いが一つになって結実した京都の誇り「子どもを共に育む京都市民憲章」。その制定3周年を記念して、京都市児童館学童連盟が主催された「親子でニコニコ 笑顔いっぱい」に伺ってご挨拶。
クッキーズによるミニコンサートや劇団かかし座の影絵劇「長靴をはいたねこ」もあり、親子で楽しめるイベントに。
子どもたちの笑顔で溢れたイベントにしていただいた、山手 重信会長をはじめとする主催者の皆さんの温かなお気持ちに、心からの敬意を表します。
(日髙 敏隆先生のご冥福をお祈りいたします)
日本動物行動学会の設立や、滋賀県立大学、総合地球環境学研究所の初代学長、所長に就任され、我が国の教育・学術・文化に多大なご貢献してこられた日髙敏隆先生。
本市においても、青少年科学センター所長をはじめ、「21世紀の理科を考える京都市民会議」座長など、京都のために、子どもたちのためにご尽力いただいた日髙先生が、昨年11月14日、お亡くなりになりました。生前のご活躍に感謝し、お人柄を偲ぶ「お別れ会」に伺いました。
思えば9年前、教育長を拝命して間もなく、青少年科学センター所長へのご就任をお願いして以来、日髙先生には近しくしていただきました。亡くなられる前にお見舞いに伺った際の、先生の優しいお顔が今もありありと思い出されます。
日髙先生の温かいお人柄と、威風堂々としたお姿に接することはもう叶いません。本当に悲しく寂しいこと。それでもなお、「理科好き・学び好きな子どもの育成にお役に立てるなら」という高いお志の下、50回にもわたり開催いただいた、自ら子どもたちと対話される「子どものための講演会」などを通じ、先生の蒔かれた種は、多くの子どもたちの中で育っているものと確信しています。
日髙先生のご冥福をお祈り申し上げます。そして、日髙先生には、先生が愛してやまなかった子どもたちの成長と、彼らの担う京都の未来を見守っていただきたいと思います。
また、実行委員長として、この会の開催にご尽力いただいた京都大学 今福 道夫名誉教授をはじめとする方々に深謝。