2010/03/26
竣工式を迎えた「京都堀川音楽高等学校」 世界で活躍する人材を育てます
(竣工式を迎えた「京都堀川音楽高等学校」 世界で活躍する人材を育てます)
昭和23年、全国初の公立音楽科「京都市立堀川高等学校音楽過程」として設立され、平成9年に独立・開校した京都市立音楽高等学校。文化芸術都市・京都の一翼を担い、音楽家を目指す子どもたちの夢の実現に向け、世界に活躍する人材の育成に取り組んできました。卒業生としては、トランペット奏者の北村 源三さん、作曲家のツトム・ヤマシタさん、ピアニストの松田 康子さん、指揮者 佐渡 裕さん、そしてアーティストの葉加瀬 太郎さんなど、錚々たる方々が世界をまたにかけ、ご活躍いただいているところです。
来月、その輝かしい歴史に、新たな1ページが加わります。
校名を「京都堀川音楽高等学校」に改め、堀川御池の元城巽中学校跡地に移転します。今日は新校舎の竣工式。音楽ホールやレッスン場、美術展示ギャラリーを備えた音楽・美術活動の中核施設の誕生です。
京都市立芸術大学にとっては念願のサテライト施設。また、京都が誇る少年合唱団や銅駝美術工芸高校、芸術系大学等も活用できる他、京都市立芸術大学の研究機関である「京都子どもの音楽教室」としての顔も。さらに市民の皆さんにも積極的に使っていただけるようにしていきます。
一層、地域の皆さんに愛される「堀川音楽高等学校」を目指して、さらなる一歩を進めていきます。
(天皇皇后両陛下ご臨席の下での「国際内分泌学会議」オープニングセレモニーに出席)
天皇皇后両陛下ご臨席の下、開催された「国際内分泌学会議」オープニングセレモニー。世界65ヶ国から4000人もの方々が参加される予定です。
国際内分泌学会のご主催により、京都で開催された第8回以来、22年ぶりの開催。
今回は「内分泌代謝学の新時代と国際連携」をメインテーマに、「ホルモンの概念」の提唱から100年の研究結果を踏まえ、特別講演、研究発表等が行われることに。
京都でのご開催が、実り多いものとなることを祈念するとともに、組織委員長を務められた京都大学 中尾 一和教授をはじめ、今回の開催に尽力された皆さんに、心からの敬意を表します。