2010/03/28
蘇った大岩山から素晴らしい眺望を堪能ください 展望所を整備
(「京都市長杯第16回京都市オープンペタンク大会」開会式でご挨拶)
高度な駆け引きや戦略を必要とする奥深さがありながら、年齢・性別を問わず楽しめることから、愛好者が増加しているペタンク。
これまで別々に活動されてきた「京都市ペタンク協会」と「ペタンク市民の会」が一つになられて発足された「京都市ペタンク協会」。関係者のご尽力で二つの団体が統一されたことは、喜ばしい限りです。その最初の大会となった「京都市長杯第16回京都市オープンペタンク大会」に伺いました。開会式でご挨拶。
老若男女、幅広い皆さんのご参加。緑豊かな京都御苑 富小路グラウンドいっぱいに、皆さんの楽しい声が響きました。
(蘇った大岩山から素晴らしい眺望を堪能ください 展望所を整備)
かつて、不法投棄されたごみで溢れかえっていた大岩山。3年程前に訪れた時の光景は、まさに「惨状」としか言いようのない有様。怒り心頭。
地域の方々やNPO団体、学生さんたちが懸命に努力くださいました。そして伏見区役所深草支所が、岡田担当区長を先頭に大きな役割。更に、環境政策局、建設局、産業観光局と全庁を挙げた取組へと発展。ワークショップを何度も開催。周辺を含めて130トンを超える不法投棄物が、多くの方々の努力で撤去されました。
一昨年の12月には、私もたくさんの市民の方々と一緒に汗を流しました。昨年7月には、「ふかくさ自然環境再生ネットワーク推進委員会」を組織。美しい里山として再生する取組が進んできました。
皆さんのご尽力の甲斐あって、美しく蘇った大岩山。まさに共に汗する共汗の成果。たくさんの方々に親しんでいただくべく、頂上付近に展望所を整備。完成式典が開催されました。
この展望所からの素晴らしい眺望は、清掃活動等、かつての美しい大岩山の再生のためにご尽力いただいた方々の「二度とかつての惨状には戻さない」という願いと決意の賜物。京都教育大学教育学部 武田一郎教授をはじめ全ての方々に感謝の想いをこめて、テープカットさせていただきました。
(京都滋賀県人会創立50周年 三十石船2隻を頂戴しました)
琵琶湖疏水120周年の今年。京都滋賀県人会の創立50周年でもあります。
それを記念して大きなご寄付を頂戴。船大工の方々が伝統の技を駆使して建造された、三十石船2隻です。蹴上・インクラインでの、寄贈・除幕式で御礼を申し上げました。
舟台に乗った三十石船の見事な出来栄え。往時を思わせる光景を目の当たりにして、感激もひとしおです。
都市存亡の危機にあった京都のために、先人たちの志によって完成した近代産業遺産・琵琶湖疏水に新たな彩り。京都滋賀県人会のますますのご発展を祈念するとともに、白井 治夫会長をはじめとする皆さんの、高いお志に深謝。
(400年目の節目となる「葵使」 駿府城までのご無事を祈念)
1610年からはじまった「葵使」。上賀茂神社から徳川家に二葉葵を届ける行列のことで、大政奉還まで連綿と続けられたそうです。NPO法人「葵プロジェクト」のお取組として、3年前に復活したところ。
400年の節目にあたる今回、上賀茂神社から上賀茂小学校まで、「正使」としてご一緒させていただきました。
人と人、人と自然のつながりを結ぶことで、受け継がれてきた文化などを再度手にしようとする「葵プロジェクト」。「葵」をご縁として、静岡市立葵小学校と上賀茂小学校との交流が育まれているところ。上賀茂神社、京都葵の会、京都紫野ローターアクト、そして小学校など、主催者の皆さんのお取組には頭の下がる限りです。
4月4日には、静岡まつり大御所花見行列会場となる駿府城で到着式のご予定。道中のご無事を、心から祈念しています。
(心を身体を刺激する太鼓のリズム 鳴滝子供太鼓記念交流会)
右京区鳴滝の子どもたちが活発な活動を続けている「鳴滝子供太鼓」。今年、10周年を迎えられました。
記念行事の交流会に伺いました。「同じように太鼓を練習している子どもたちとの交流を」という想いから開催されたもの。福王子庚辰会、御室太鼓会、住吉大伴神社太鼓連、京北大杉太鼓保存会の皆さん友情出演です。
子どもたちの日頃の練習の成果を拝聴しました。
日本人の身体の奥底にある何かを刺激してやまない太鼓のリズム。子どもたちの元気な演奏に、私も元気を頂戴しました。
子どもたちの日々の研鑽と、それを温かく見守っておられる竹村 敏幸代表をはじめとする皆さんの献身的なご活動に脱帽です。
(日本の真髄・京都をご堪能 天皇皇后両陛下が京都にご滞在)
25日から28日まで京都に御滞在された天皇皇后両陛下。国際内分泌学会議オープニングセレモニーへのご臨席をはじめ、河井寛次郎記念館や野村別邸碧雲荘のご視察、近衛邸跡の桜をご覧になられるなど、春の京都を御堪能いただきました。
沿道で歓迎される多くの方々の笑顔に胸が熱くなる想いです。両陛下に厚く御礼を申し上げ、京都駅でお見送りさせていただきました。