2010/03/31
明日の京都を担う京都伝統産業青年会の皆さん 京都市伝統産業振興館で町家パーティー
(長い間お疲れ様でした 退職発令式)
今日3月31日は、本市職員の退職発令式。長い間、京都市政を支えていただいた退職される職員の皆さんをお見送りしました。
高度経済成長期の終焉、バブル崩壊から「失われた10年」と言われる時代、国際化や高度情報化の進展、地球環境問題の悪化、少子長寿化の進行など、激動の時代を市民のため、京都市のためにと懸命に努力された皆さん。社会全体がこれまで拠りどころとしてきた制度や仕組みでは対応できない、抜本的な変革を迫られる時代に、時代の要請に応え未来に責任を負う市政の担い手として、様々な施策の実現にご尽力いただきました。
これまで長きにわたる市政へのご貢献に心から敬意と感謝を申し上げます。そして、人生80年、いえ、今や90年と言われる今日。これからこそが人生の黄金期です。皆さんのこれからの人生が実り豊かでありますようにお祈りいたしますと共に、引き続き、京都のまちづくりと京都市政にご支援をよろしくお願い申し上げます。
(京都府公安委員会 吉田委員がお越しになりました)
警察の民主的運営と政治的中立性を確保することを目的として設けられている京都府公安委員会。
その委員を6年間に亘って務めて下さっている吉忠(株) 吉田 忠嗣 代表取締役社長がお越し下さいました。
去る3月19日に、市会のご同意を得て、京都府に公安委員会委員として推薦させていただき、再任されたところです。
女性を美しく彩ってきた吉忠の経営や京都経済同友会の活動などを通し、京都を元気にして下さっている吉田社長。ご多忙の身にもかかわらず、公安委員会委員を長年務めて下さる、その奉仕精神に敬服です。
京都市も吉田委員をはじめ、ボランティア等でご活躍されている多くの方々と一緒に、市民の皆さんの安心・安全を守り抜いて参ります。
(明日の京都を担う京都伝統産業青年会の皆さん 京都市伝統産業振興館で町家パーティー)
京町家に代表される、心豊かで情緒ある京都の伝統的な暮らし。それを支えてきた伝統的工芸品の良さを体感していただくため、平成14年4月に開館した「京都市伝統産業振興館 四条京町家」。
近年、町家が飲食店等に活用され、身近に感じていただくことができる機会が増えたことなどから、一定の役割を果たせたこと、また、本市の厳しい財政状況などを勘案して、苦渋の選択ではありますが、この3月末で閉館することになりました。
最後となる今日、三谷 幸史 会長をはじめ、開館当初から管理運営を担っていただきました京都伝統産業青年会の皆さんが、これまで伝統産業振興館に携わった方々を招かれて、町家パーティーを開催。町家工房、町家茶房のご関係者とともに、私もご招待いただきました。
会の皆さんは、閉館にも負けず、プラス思考で新たな場所を探して、引き続き伝統産業館の理念を伝える活動を続けていただけるご決意。
明日の京都を担う頼もしい方々がここにも大勢いらっしゃることを実感。この方々と力を合せれば、京都の未来は展望できると実感しました。改めて「伝青」の皆さんと話し合い、共に汗をかきたいと思っています。