2010/04/01
これから京都を支える新しい力を迎えました 一般職員採用発令式
【これから京都を支える新しい力を迎えました 一般職員採用発令式】
新しい年度の始まり。今日はまず、新たに採用した224名の職員の発令式。心地良い緊張感が会場一杯に。凛とした姿勢の新規採用職員に元気をいただきます。
これからの京都市を担っていただく新しい仲間に、期待を込めて次の3点を申し上げました。
・市民のための仕事をする
=市民感覚を感じ取り市民目線で考えて仕事をするように。
・仕事を楽しむ
=目の前の仕事に真摯に向き合い、全力を尽くすことで、
仕事が楽しみになる。仕事を楽しもう。
・自らを磨く
=常に自らを磨こう。市職員がレベルアップすることは、
行政サービスをレベルアップさせること。
そして京都から日本を変えていこう。
いよいよ地域主権時代、そしてまちづくりの課題は山積し、さらに厳しい財政状況。そうした中で京都市職員として働くことは、決して平坦な道のりではありません。しかし、やりがいに満ちた仕事であります。キラキラと輝く瞳の奥に「これからは自分たちが京都を支えて行く!」という気概を感じました。
新規採用職員の皆さん、期待してます!
【新しい人事と組織で政策を着実に推進 役付職員人事異動発令式・組織改正・局区長会】
一般職員採用発令式に引き続き、役付職員人事異動発令式。900名を超える職員に異動発令を行いました。新たなポストとして、マンションごみの減量を推進する「事業ごみ減量担当局長」、市営地下鉄と市バスの増収に向けて営業を強化する「営業担当部長」などを新設。
併せて組織改正も実施。縦割り行政の弊害を排し、重要な施策を推進するために、岡崎地域活性化プロジェクトチームと観光案内標識アップグレードプロジェクトチームを設置するなど、政策を着実に推進する体制を整えました。
市民の皆さんに身近な各区役所・支所でも、地域の自主的な清掃活動の推進、ごみ減量・リサイクル活動への支援、ごみの分別相談、地球温暖化対策の普及啓発などの拠点となる環境拠点窓口「エコまちステーション」を設置。また、インフルエンザをはじめとする感染症発生等の健康危機から市民の皆さんを守り、地域保健の一層の充実を図るために、保健所を1箇所に集約して各区に保健センター(支所は保健センター支所)を設けました。
続いて、新しい体制となって初めての局区長会を開催。3副市長、局区長といった幹部職員で構成されています。
主に次のことをお願いしました。
・地域主権時代の行政のあるべき姿を実現するとの気概を行動で示してください。
・「発信主義」でなく、市民の皆さんがどう思うか、感じるかを判断基準にする「到達主義」で説明責任を果たしてください。
・意欲と能力を引き出す人材育成に努めてください。
・私も引き続き、現地現場主義で現場を回ります。しかし、同時に皆さんの話しをじっくりと聞きたい。昨年は忙しくしすぎて、幹部の皆さんと話し合う時間が少なかったことを素直に反省しています。いつでも「フリーパス」で市長室に来てください。
今年度も引き続き、極めて危機的な財政状況の下ではありますが、時代のニーズに対応し、限られた行財政資源を最大限に活用して、市民の皆さんのいのちと暮らし、安心安全を支え、京都の明るい未来への展望を切り拓いて参ります。
【京都の安心・安全を守る砦 退職消防団長表彰式・消防団長任命式】
木造住宅が多く、細街路や密集地も多いため火災に対して脆弱な環境にある京都。しかしながら、昨年の火災発生件数は、わずか186件で過去最小の記録を更新。全国平均のわずか1/3です。全国一を誇る防災都市・京都を支えていただいているのが、消防団の皆さん。
今日は、消防団長の任期満了に伴って、3月末で退職された団長の功績を称える表彰式を開催。亘 重好 上京消防団長、井上義平右京消防団長には、これまでの多大なご尽力に対して敬意と感謝を申し上げました。
併せて新たに消防団長を任命する任命式を開催。
京都が日本一、世界一安心安全なまちであり続けることは、全ての京都市民の願いであると同時に、京都を愛する日本全国、そして世界中の人々の願いでもあります。
消防団の皆さんが、京都市消防局と連携して、地域で火災予防をしていただくとともに、いざという時に迅速に消火活動を担っていただいているからこそ、日々の安心・安全が保たれています。
京都の消防団の皆さん、消防団長を先頭に、これからも防災都市・京都の担い手としてよろしくお願いします。
【稲垣繁博 京都商工会議所産業振興部長がお越しくださいました】
京都商工会議所産業振興部 稲垣 繁博 部長、才寺 篤司 副部長、神保 泰宏 課長、上林 秀行 課長、荻野 達也 課長、外池 順一 課長がお越しくださいました。
京都ならではの地域の特性や強みを活かし、中小企業が元気になる「知恵産業のまち・京都」の推進を提唱されている京都商工会議所。
今年度は、立石義雄会頭を先頭に、京都商工会議所が掲げられる「ニュー京商ビジョン」の総仕上げという大事な年。そして、景気回復に向けて京都経済も踏ん張りどころであります。
京都市としても、京都商工会議所の皆さんとに京都経済の活性化に全力で取り組んで参ります。