2010/04/07
講演会「ユネスコの近代化遺産と琵琶湖疏水」 スチュアート・スミス氏を迎えて
京都掃除に学ぶ会の「便きょう会」。今年度新たに役員に就任されました 戸田 紳司 代表、加藤 陽一 副代表、前田 佳織 副代表がお越しになりました。
毎週第2土曜日の早朝から活動されます「便きょう会」の定例会。今年もお世話になります。
初活動となる4月10日の定例会は、「高齢者福祉施設ももやま」をお借りしての開催。多くの方々と感動を共有できるのを楽しみにしています。
【講演会「ユネスコの近代化遺産と琵琶湖疏水」 スチュアート・スミス氏を迎えて】
今年は、琵琶湖疏水完成120周年。去る3月28日には、京都滋賀県人会の皆さんから、三十石船をご寄贈いただいたところです。
今回、琵琶湖疏水の世界遺産登録の可能性を探るために、近代化遺産のオーソリティであるスチュアート・スミス氏をお迎え。ユネスコにおける近代化遺産の世界遺産登録の動向等について、ご講演をいただきました。スミス氏は、TICCIH(国際産業遺産保存委員会)事務局長で、英国イコモス(国際記念物遺産会議)の産業分野の代表として世界遺産登録の査定にも関わっておられます。
講演の前には、満開の桜に彩られた琵琶湖疏水界隈へスミス氏をご案内し、琵琶湖疏水の文化的・歴史的価値等をご説明申し上げました。
明治維新で衰退し、都市存亡の危機にあった京都のために、先人たちの高い志によって完成した近代産業遺産・琵琶湖疏水。ピンチをチャンスに変えてきた「京都の不屈の精神」の象徴です。
今回の講演をきっかけに、改めて琵琶湖疏水の素晴らしさを見つめ直し、琵琶湖疏水の世界遺産登録に向けて市民の皆さんと共に取り組みます。
【いつまでも健康な歯と口で 京都歯科サービスセンター中央診療所「歯科麻酔診療室完成式」】
虫歯などによる歯の痛み・・・。辛いですよね。
長年にわたって、障害者の歯科診療を担われている社団法人 京都府歯科医師会。平塚 靖規 会長をはじめ、会員の皆さんのご尽力により、京都サービスセンター中央診療所に歯科麻酔診療室が整備されました。その完成式に出席。京都市も市会のご理解を得て、必要な予算措置をさせていただきました。
障害をお持ちの方が、この診療室で安心して診療を受けることができることになりました。京都市口腔保健推進行動指針「歯ッピー・スマイル京都」により歯と口の健康を推進している本市としても大変心強い限り。
これからも京都府歯科医師会の皆さんと共に市民の皆さんの歯と口の健康をしっかりと守っていきます。