【木の文化の推進拠点　京都北山杉の里総合センター落成式】

　茶室や数奇屋の建築用材として京都の伝統文化を支えてきた北山杉。

　近年は、建築様式の多様化などで生産量がピーク時の２０分の１まで低下。後継者不足などにより、山の手入れも十分に行われていません。かつて川端康成の小説「古都」の舞台にもなった美しい杉林は危機に瀕しています。

　こうした課題を克服しようと、北山丸太の消費拡大、美林再生、観光振興、地域産物の販売促進等を行い、北山地域の再生の中核施設となる「京都北山杉の里総合センター」が開所。落成式に出席。

　京都市としても、何百年と続く伝統産業を絶えさせず、未来へしっかりと引き継ぐことを改めて決意。これからも「木の文化を大切にするまちづくり」に全力で取り組んで参ります。

　吉田 英治 京都北山杉の里総合センター代表理事をはじめ関係者の皆さん、開所に当たってのご尽力に感謝申し上げます。

【いきいきと働くお姿に元気をいただきました　障害者就労支援センター「ほっとはあと」】

　地下鉄東西線西大路御池駅の近くにある「ほっとはあと」を訪問。

　障害者就労支援センターとしてオープンしてもうすぐ２年。障害のある方々が、いきいきと笑顔で働くお姿に、私も元気をいただきました。

　愛情をたっぷり込めて作られるお菓子やケーキ。コーヒーなどの飲み物も安価でおいしいです。明るく広い店内の壁はギャラリーとして、絵画や写真が飾られ芸術鑑賞の一時も。西大路御池駅近くにお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。

　これからも「ほっとはあと」のように、障害のある方がいきいきと働くことができるような、誰もが社会参加できる京都を、市民の皆さんと共に創って参ります。

【国際ソロプチミスト京都わかば認証１０周年記念式典で感謝状贈呈】

　志高く様々な奉仕活動を実践されている国際ソロプチミストの皆さん。

　今日は、京都市動物園の木製ベンチなどをご寄付いただいた「国際ソロプチミスト京都-わかば」認証１０周年記念式典に出席させていただき、お祝いを申し上げるとともに、感謝状を贈呈させていただきました。

　木製ベンチは、チンバンジー舎前に設置。親子や恋人たちの憩いのスポットになっています。

　佐々木 真弓 国際ソロプチミスト京都-わかば会長をはじめ、会員の皆様の暖かいお志に感謝申し上げますとともに、ますます市民の皆さんに愛される動物園となるように、全力を尽くします。

【地域のお年寄りをサポート　老人福祉員委嘱式】

　ひとり暮らしのお年寄りに各戸訪問による安否確認や相談活動など、地域でお年寄りの見守り活動をしていただいている老人福祉員の皆さん。

　今年度、新たに就任いただく３１３名を含む、１３１０名の老人福祉員の皆さんへの委嘱式を開催。今年度から約１００名増員し、強化しました。

　老人福祉員にご就任いただく方々へのお礼ととともに、民生児童委員の皆様には、老人福祉員の推薦に対するご尽力に感謝を申し上げました。

　お年寄りの豊富な経験や知識は社会の貴重な財産。老人福祉員の皆さんのご活動は、高齢化社会を迎えた京都を支えていただく重要なものであります。

　私としても、老人社会福祉員の皆さんと共に、「京都で老後を過ごしてよかった」と感じていただけるように、「第４期京都市市民長寿すこやかプラン」を着実に推進して参ります。