2010/08/11
府市協調で地域主権時代にふさわしい効率的な行政の実現を目指して
【京都大学 西阪副学長がお越し下さいました】
このほど京都大学副学長にご就任された西阪 昇 副学長がお越し下さいました。
西阪副学長は、文部科学省で長年にわたり教育行政や文化芸術振興をご担当。また、国土交通省では、審議官として観光振興を担当されるなど、豊富なご経験をお持ちの方。私も長いご縁をいただいており、心強い限りです。
これまでのご経験を活かしていただき、大学と地域、大学と産業、大学と行政など、京都のまちの活力にかかせない大学連携をあらゆるところで推進していただきたいと思います。
【府市協調で地域主権時代にふさわしい効率的な行政の実現を目指して】
広域行政を担う京都府。そして直接行政を担う基礎自治体である京都市。
それぞれの首長である山田知事と私が、オープンな場で、真剣に徹底的な議論を交わすための懇談会を開催しました。
今回で3回目となる懇談。これまで2回の懇談会では、
・政策の立案、企画構想段階から協議し、府市の政策を融合すること
・法的根拠のないものは、市域と市域外の取扱いに格差を設けないこと
・徹底的な話し合いを行い、府市協調で効率的な行政の形を作ること
を確認。
そして、総合観光案内所の設置や鴨川河川敷の放置自転車対策など大きな成果をあげるとともに、地球温暖化対策や健康福祉など7つの府市行政協働パネルを設け、全国に類をみない府市協調の行政を力強く推進してきました。
今日の懇談では、教育、文化・観光、環境、福祉・防災などについて協議。
生活基盤を失った方々への自立支援対策をはじめ、三山のナラ枯れ対策、北山文化環境ゾーンの魅力向上、府市の地球温暖化対策条例の共同条例化などで合意。
また、府域全体の航空消防防災業務を担っている市の消防ヘリの管理費負担や京の食を支える中央卸売市場、地下鉄の支援などを府に要請しました。
今回の議論を踏まえ、これから府市の財政負担のあり方など新しいルールづくりに向けて協議するなど、山田知事との信頼関係を築きながら、地域主権時代のモデルとなる府市協調の取組を更に推進して参ります。
【京都駅前に新たな観光スポットが誕生 光と水と音楽が感動的です】
株式会社デンケン様から創業40周年を記念して、京都駅北口広場に音楽噴水「AQUA FANTASY」をご寄贈いただきました。
今日は、創業40周年記念式典と音楽噴水のオープニングセレモニーに出席。
前原 誠司 国土交通大臣、堀場 雅夫 堀場製作所最高顧問、田辺 親男 京都経済同友会代表幹事、JR西日本 佐々木 隆之 社長、近藤 隆士 専務、二階堂 暢俊 京都市社長も来賓としてお越し下さいました。
音楽噴水は、日没からライトアップされ、1時間毎に祇園囃子などの音楽が流れます。まだまだ受入余地が大きい夜の観光スポットができたことは、京都の観光振興にとって本当にありがたいこと。
デンケン 上田 英 社長をはじめ、関係者の皆さんに深く感謝申し上げます。
今日も、京の七夕を訪問。どの会場も大いに賑わっております。
暑い中、運営に携わっていただいているスタッフの皆さんを激励させていただきました。初開催となる取組のため、予期せぬアクシデントも発生することもあり、大変のことと存じます。
今日を含めて残り5日間。多くの方に京の七夕を堪能していただけるように、頑張っていただきたいと思います。