2010/09/14
これからもお元気で 100歳を迎える皆さんをお祝い
【これからもお元気で 100歳を迎える皆さんをお祝い】
今年度100歳を迎えられるお年寄りの皆さん。市内では318名の方がいらっしゃいます。
その中のお二人、増田太蔵さんと岸晴子さんを訪問させていただきました。
お二人が、お生まれになった100年前は明治43年。それから歩んでこられた100年間は、2度にわたる世界大戦、戦後の復興、高度成長期と、まさに激動の時代。明治、大正、昭和、平成と変わる中、社会のため、地域のためにご尽力いただき、幾多の荒波を乗り越えてこられました。
今の京都があり、日本があるのは、皆さんのおかげであると感謝の気持ちを込めながら、私と菅首相からのお祝い状や記念品をお渡しさせていただき、歓談させていただきました。
午後からは、特別養護老人ホーム「洛東園」にお伺いし、入所されている松田タミさん、遠山照香さんをお祝いさせていただきました。
お年寄りの方々が、人生の中で培ってこられたお知恵は、まさに京都の財産。
そのお知恵をお借りしながら、皆さんが生き生きとご活躍いただける。そんな京都のまちづくりに、これからも全力を尽くします。
皆さんとお話しができ、私も元気をいただきました。
【京都の国際化の更なる推進を目指して】
京都迎賓館の活用等を通じて、今後の京都の国際化の推進と活性化を図るために、立石 義雄 京都商工会議所会頭、村田 純一 京都コンベンションビューロー理事長、山田知事と共に各国の駐日大使の皆さんとご一緒しました。
カナダ、チリ、中国香港、マレーシア、台湾、タイの6カ国の大使等の方々を囲んで懇談。
ある大使の方からは「DO YOU KYOTO?」が世界共通語となっていると賛辞をいただき、誇らしい限り。
この後、大使の皆さんには、京都迎賓館、仁和寺など視察いただき、京都が誇る「ほんまもん」を実感していただけたと確信しています。
【産学連携による都市型農作物栽培システムを視察】
新しいビニールハウスでの栽培手法「バンブーグリーンハウス」。土壌を用いないで農作物を栽培することから都市型の農作物栽培システムとして注目されています。
京都大学と京都ブライトンホテルなどの市内企業が連携したお取組。
今日は、実証実験のためにブライトンホテル内に設置されたバンブーグリーンハウスを視察しました。
グッドデザイン賞やサステナブルデザイン賞を受賞されただけあって、洗練されたデザインのビニールハウス。骨組みの一部は、市内産の竹材を使用されていて、環境にもやさしいものとなっています。野菜を育てる施設にもかかわらず、土壌がないのは何とも不思議なものです。
京都の大学と企業による産学連携のお取組。京都の底力に感服です。