2010/11/07
世界一美しいまちを目指して 世界の京都・まちの美化総行動
【京都ならではの景観保全、技術の継承、低炭素型社会の構築を目指して
平成の京町家が完成】
京都市や京都府建築工業協同組合が取り組んできた「平成の京町家」実験住宅が完成。
京都の木造文化ひいては生活文化を象徴する「京町家」。美しい町並みを形成しながら、四季折々の自然を身近に感じることができるなど、京都の知恵が凝縮されています。
平成の京町家は、町家の伝統的な知恵や匠の技を活かし、さらに最新の技術を結集して、より快適な居住空間を実現されています。
建築主 高橋 英司 様、京都府建築業協同組合 藤本 髙信 理事長 春日住民福祉協議会 高瀬 博章 代表をはじめ、多くの方のおかげ。
京都市では、「木の文化を大切にするまち・京都」市民会議に「平成の京町家」検討プロジェクトチームを設け、「平成の京町家」のあり方を検討してきたところです。
これからも、皆さんと共に平成の京町家の普及・促進を図り、京都ならではの町並みを大切にするとともに、低炭素型社会の構築に取り組んで参ります。
【世界一美しいまちを目指して 世界の京都・まちの美化総行動】
京都のまちが美しい紅葉で彩られ、観光客が最もお越しになる11月は「美しいまちづくり推進月間」。
大倉 敬一理事長を先頭に、123の企業・団体で構成される「京都市まちの美化推進事業団」と本市の協働で「世界の京都・まちの美化市民総行動」を行いました。
世界一・美しいまちを目指すオール京都の取組。3500名もの参加者で市役所前広場は大変な熱気です。皆さんと共に大規模な清掃活動を展開しました。
まちの美化市民総行動の合言葉は「美しく 未来に残そう 京のまち」。皆さんの活動は、京都の誇りです。
【新たに斬新な企画も登場 下京区ふれ愛ひろば】
梅小路公園で開催された「下京区ふれ愛ひろば」。今回は、ベロタクシーでお出迎えいただき、下京ふれあい事業実行委員会 渡邊 洞暁 委員長とご一緒に会場まで乗車するという粋な計らいです!
また、防災訓練も同時に開催され、みんなでバケツリレーや放水訓練などを行われる新たな企画も。
会場は子どもからお年寄りまで多くの皆さんがお集まりになり、大変な活気です。私も多くの方とふれあって、楽しませていただきました。
【岩澤重夫先生 安らかにお眠り下さい】
昨年ご永眠された日本を代表する日本画家 岩澤 重夫 先生。命日にあたる今日、多くの方がご列席の下で偲ぶ会が開催されました。
国の文化功労者、日本芸術院会員、府市の文化功労者など数々の栄誉に輝かれた岩澤先生は、京都の誇り。長年にわたって、京都市美術館の評議員、京展委員・審査員などをお務めいただくなど、京都の芸術振興や後継者の育成に多大のご尽力をいただきました。
ご遺族の岩澤 有徑さんの胸に迫るご挨拶。岩澤先生が京都日展をどうすれば市民の皆さんに喜んでいただけるかを常にお考えされていたとのことです。
先生のご遺影を前にして、先生の遺志を引き継ぎ、京都が世界に誇る文化芸術都市として更なる発展に力を尽くすことを改めて決意しました。
岩澤先生のご冥福をお祈り申し上げます。
【子育てについて考えるシンポジウム「21世紀を担う子どもたちに」】
保育士をはじめ子育てに関わる方々や保護者の皆さんが、子どもをどうするかの前に、まず、自分たちがどうあるべきかを考え、自らの資質向上を図るために、開催された子育てについて考えるシンポジウム「21世紀を担う子どもたちに」。
素晴らしい保育実践をされてこられただん王保育園 信ケ原 千恵子 園長の基調講演をはじめ、保育の第一線でご活躍される方々の発表が行われます。
全国各地で開催されてきましたが、京都では初開催。一人一人の子どもを大切にし、地域の子どもは地域で育てるという人づくりの伝統が息づく京都での開催は大変意義深いこと。
吉田 篤司 実行委員長、河原 和美 京都市・乙訓地域実行委員長をはじめ、皆さんに敬意を表します。
【母子福祉活動を推進 京都市母子寡婦福祉大会】
母子家庭や寡婦の方の自立促進に取り組まれている社団法人 京都市母子寡婦福祉連合会。平成22年度京都市母子寡婦福祉大会に伺いました。
今年は記念すべき節目となる60周年を迎えられました。
横内 美佐子 会長を先頭に会員の皆さんが、地域で母子福祉活動の推進に取り組んでいただいています。皆さんの長年にわたる献身的なご活動に深く感謝を申し上げます。
【京都の魅力が更に高まりました 島原石畳風道路竣工式】
かつては花街として栄え、今も京情緒あふれる島原地域。
地域の魅力を更に高めようと、島原貸席お茶屋業組合が解散された際の精算金を活用して、地域内の道路が石畳風に改修。本日開催された竣工式に伺いました。太夫さんもご出席され、島原ならではのこと。
島原地区自治協議会 中川 清生 理事長をはじめ地域の皆さんのお取組に心から感謝申し上げます。
新たに石畳風に改修された道路と町家が創り出す素晴らしい町並み。周辺の梅小路公園や西本願寺などとともに更に魅力的な地域となり、多くの方が来訪されることでしょう。
【子どもたちの活き活きとした絵画に感動 全市子ども会自由画美術展】
京都市美術館で毎年開催されている「全市子ども会自由画美術展」を訪問。
西村 佳子 会長を先頭に京都市子ども会育成連絡協議会の皆さんによる、子どもの健やかな成長を願ったお取組。今年で48回目を迎えます。
幼児から中学生までの作品3000点がご出展。この日は表彰式も行われ、たくさんの子どもたちと保護者の皆さんがご参集。子どもたちとふれあうとともに、活き活きと描かれた子どもたちの絵を鑑賞して元気をいただきました。