2010/11/27
第3期目の取組がスタート 未来まちづくり100人委員会
【琵琶湖疏水の世界遺産登録を目指して ボコバ ユネスコ事務局長が視察】
今年は琵琶湖疏水が完成して120周年。京都はもとより、日本の近代化に大きな役割を果たした琵琶湖疏水のユネスコ世界文化遺産登録-近代化遺産に向けて、取り組んでいるところです。
今日は、イリーナ・ボコバ ユネスコ事務局長が入洛され、外務省の幹部の方々と共に南禅寺境内にある水路閣などを視察いただきました。
見事な紅葉の南禅寺界隈の美しい景色と調和する水路閣など琵琶湖疏水をボコバ事務局長も大絶賛。世界遺産登録へは、様々なハードルを越えねばなりませんが、確かな手応えを感じました。
また、2年後に世界遺産条約40周年記念事業が日本で開催される予定。ぜひ京都に誘致したいとボコバ事務局長にお伝えしました。
引き続き、琵琶湖疏水の世界文化遺産の登録と世界遺産条約40周年記念事業の京都開催に向けて、多くの方と共に全力を尽くして参ります。
【ラジオ番組で市政の最新情報をお届けしました】
川島 郁子さんのテンポの良いDJが大好評のα-STATION FM京都ラジオ「C’sNAVIGATION」。
落語家 桂 塩鯛さんの深みのあるトークが魅力的なKBSラジオ「塩鯛倶楽部~大作・塩鯛のだいすき☆京都~」に続けて出演。
京都市が京都商工会議所青年部の皆さんと実施する婚活イベント、秋の観光シーズンにおけるパーク&ライドなどの交通対策、市内の主な電車とバスが乗り降り自由となる乗車券「歩くまち・京都」フリーパス。更には、再来年3月に開催予定の京都マラソンなど、市政の最新情報についてお話しさせていただきました。
最近、よく「市長さん、α-STATION聞きましたよ!」「塩鯛さんとのトーク楽しませていただいてますよ!」とお声をかけていただく方が増えていて、うれしいことです。
【たくさんの子どもたちで大盛況です 京都やんちゃフェスタ】
子どもを健やかに育む社会を目指し、市民の皆さんとの協働により、市民共通の行動規範として、平成19年に策定した「子どもを共に育む京都市民憲章」。その理念を踏まえて、山手重信会長をはじめとする京都市児童館学童連盟、京都子どもネットワーク連絡会議、そして京都市により実施している「京都やんちゃフェスタ」。
10月に開催された第1部に続き、乳幼児親子を主な対象とした第2部がみやこメッセで開催されました。
たくさんの子どもたち、そして親御さんがお越しになり、会場は大盛況。スタッフの皆さんの心のこもった準備、運営に感激です。たくさんの方とふれあって元気をいただきました。
【韓国とのゆかりの深い京都での開催 日韓こころの交流シンポジウム】
日本と韓国の社会福祉関係者が一堂に会して、国際的な視野でソーシャルワーク実践の専門性や役割について討議する「日韓こころの交流シンポジウム」。
今年で8回目となり、近年は、福祉現場で働くソーシャルワーカーの方や社会福祉を学ぶ大学院生が施設の視察や交流などを行う「専門職育成・国際交流プログラム」を加えたものへと発展しています。
日本と韓国の交流が更に深まり、福祉の向上につながる催し。大学のまち、福祉先進都市、さらに韓国とのゆかり深い京都での開催となりました。
皆さんのお取組が実り多きものとなることを祈念します。
【ものがたりづくり都市・京都を推進 企業・大学・学生クリエイティブ交流フォーラム】
京都の学生が、京都の地でコンテンツ産業のクリエイターとして活躍できる環境づくりを目指して、ひとまち・交流館 京都で開催された「企業・大学・学生クリエイティブ交流フォーラム」。
京都の学生さんが中心となって活動されている「MPI(経営・政策勉強会)京都」の主催によるお取組です。
日本のマンガやアニメ、ゲーム等のコンテンツ産業は、世界でも高く評価され、わが国の新たな成長分野として大きく期待されているところ。
皆さんの活動により、京都の地で多くのクリエイターが活躍し、「ものがたりづくり都市・京都」を推進していくことを期待するとともに、京都市も全力で取り組んで参ります。
【市民の健康増進のお取組に感謝 京都府理学療法士会創立40周年記念式典】
府内の理学療法士の皆さんで活動されている京都府理学療法士会。今年は40周年を迎えられるとともに、社団法人の認可を受け、法人として新たなスタートを切られました。
40周年と法人設立を記念して開催された式典を訪問。
並河 茂 会長を先頭に日ごろから市民の健康増進に取り組んでいただいている会員の皆さんに敬意を表しながらご挨拶をさせていただきました。
【第3期目の取組がスタート 未来まちづくり100人委員会】
市民の皆さんが、京都のまちづくりについて、主体的に行動する市民組織「京都未来まちづくり100人委員会」。地域主権時代のモデルとなる取組で、全国的にも高く注目され、東京などからの視察も増えています。
新たに32名の新規公募委員も加入されて、総勢131名により今日から第3期の取組が力強くスタート。5部会12のプロジェクトチームに再編され、更に充実した取組が展開されます。
3期目でも代表をお務めいただくことになった平井 誠一 専務 宗田 好史 先生をはじめ、各部会長、プロジェクトチームリーダーの方々、そして委員の皆さん。創意工夫を凝らされた自由で活発な論議ときびきびとした展開を期待しています。
また、事務局を担っていただいている2つのNPOの方々のしっかりとした準備にいつも頭が下がります。
【懐かしい看板が復活します 京都琺瑯町名看板プロジェクト】
レトロな筆文字と大礼服マークが刻まれた仁丹の町名表示板。明治後期から昭和初期にかけて全国で設置され、京都でも町並みに溶け込み、市民の皆さんや観光客の方々に親しまれてきました。
しかしながら、町名表示板は徐々に減少し、京都市内でも800枚程度しか残っていません。もっとも「800枚も残っているのか!さすが京都!」との高い評価も。
風情ある看板を復活してほしいとのお声を受けて、株式会社森下仁丹さんが、「京都琺瑯町名看板プロジェクト」として、新たに看板を設置されることに。設置町内会と書き手を公募され、京都コンサートホールで発表会が行われました。
「広告物も世のため人のためになるべき」という「広告益世」を掲げられた創業者の森下博氏のお志高いご遺志を受け継がれ、復活されることになった町名看板。森下仁丹株式会社 森下美惠子 名誉会長、駒村 淳一 社長をはじめ皆さんに心から敬意を表します。
【母校に対する深い愛情に頭が下がる思いです 洛陽京工会総会】
京都市立洛陽工業高校の卒業生で活動されている「洛陽京工会」の総会に伺いました。
長引く景気低迷の影響を受け、高校生の就職内定率が40%と低迷する中で、洛陽工業は学校斡旋の就職内定率が現時点で96%。8年連続100%の内定に向けて、全力投球中とのこと。
日本で最初にできた工業高校「京都一工」の伝統を受け継ぎ、卒業された方で築いてこられた「洛陽ブランド」の信頼の高さや教育現場での教職員の的確な進路指導、そして何より生徒の皆さんの努力の賜物です。
この日は、多くの卒業生がご参加されて、会場は熱気に溢れていました。母校に対する深い愛情に頭が下がる思いです。