2011/03/04
条例の制定に向けて 地域コミュニティ活性化検討委員会から答申
【国際消防救助隊に派遣された皆さん お疲れ様でした】
多くの建物や家屋が倒壊し、たくさんの犠牲者が出たニュージーランドの大規模地震。現在でも行方不明の方が多数おられ、被害の拡大が懸念され、心が痛みます。
地震発生直後に急遽、政府からの要請を受けて、本市から国際消防救助隊として派遣された消防局職員、粂田 稔 司令、倉貫 真一 司令補、中野 伸吾 司令捕が救助活動を終えて帰国しました。
皆さんは、世界各地から集まった隊員と共に、多くの日本人の方が閉じ込められた可能性が高いCTVビルの崩落現場で救助活動をされました。自らの身の危険も迫る中での活動。本当に頭が下がる思いです。
皆さんから災害現場の詳細な内容をお聞きし、京都のまちの防災対策について、しっかりと取り組んで行くことを改めて胸に刻みました。
【条例の制定に向けて 地域コミュニティ活性化検討委員会から答申】
近年、集合住宅の増加やライフスタイルの多様化などにより、京都の地域コミュニティの希薄化が危惧されています。
そのため、市会での議論も踏まえ、市長に就任してから地域コミュニティ活性化に関する懇話会を設け、現状や課題、必要な対策の方向性についてご検討いただき、昨年3月末に報告書をいただきました。
その報告書を踏まえ、京都市地域コミュニティ活性化検討委員会を8月に設置。これまで侃々諤々のご議論をいただいてきました。
本日、乾 亨 委員長、井上 芳恵 副委員長、大島 祥子 副委員長から「京都市地域コミュニティの活性化の推進・支援に関する条例(仮称)」に盛り込むべき基本的事項について提言をいただきました。
地域活動への積極的な参加促進やマンション業者等に対する地域交流施設などの整備を求めることなどが盛り込まれた提言。しっかりと受け止めて、議論を深めながら地域コミュニティ活性化を推進する条例を制定して参ります。
乾委員長をはじめ委員の皆さんには、難しいテーマにしっかりと取り組んでいただきました。心から感謝申し上げます。
【スポーツの絆が生きるまちを目指して 市民スポーツ振興計画策定委員会から答申】
京都市市民スポーツ振興計画策定委員会 山下 秋二 委員長、松永 敬子 委員長代理から次期スポーツ振興計画の答申を頂戴しました。
昨年7月に諮問させていただいてから、委員の皆さんに大変熱心なご議論を重ねていただくとともに、スポーツ関係団体等からも広く意見聴取も行なっていただいたもの。
「スポーツの絆が生きるまち推進プラン」と名づけられ、京都の市民スポーツの実情を踏まえつつ、今後10年を見据えた素晴らしい答申です。
「する・みる・支えるスポーツ」の3つの観点と「ソフトウェア・ハードウェア・ヒューマンウェア」の3つの領域から具体的施策が提示され、市民の皆さんに大変分かりやすいこともうれしい限り。
いただいた提言を踏まえ、早急に計画を策定し、更なるスポーツ振興を図って参ります。深謝。
【観光立国・日本を共に推進 日本航空 上川専務らがご来庁】
日本航空インターナショナル 上川 裕秀 専務、藤田 直志 役員、加藤 高弘 役員、荘司 敏博 京都支店長がお越し下さいました。
京セラ 稲盛名誉会長が、日本航空の会長に就任されて、経営再建に取り組まれている日本航空。日本最大の国際線網と国際線の乗客数を誇り、JALの愛称で長年に亘って親しまれており、海外から日本への観光客の誘致に多大のご尽力をいただいています。
上川専務は京都の大学のご出身。京都への観光客の誘致に当たり、大変心強いことです。
これからも共々に、海外から訪れる方に心を込めてお迎えし、「観光立国・日本」を牽引して参ります。
【市民の皆さんが野球に親しむ土壌を育んでいただいています 京都野球協会懇親会】
夕方からは、京都野球協会懇親会に伺いました。
22年ぶりにわかさスタジアム京都が大改修され、杮落としとなる巨人VS横浜の公式戦が開催。今月19日には、プロ野球オープン戦 オリックスVS広島戦も開催されます。
また、京都スポーツ殿堂には、京都ご出身でプロ野球の一時代を築かれた吉田義男さんと衣笠祥雄さんに殿堂入りいただいたところです。
さらには、女子プロ野球「京都アストドリームス」が誕生するなど、この1年、京都の野球の話題が満載で、大いに盛り上がりました。
こうした成果は、京都市民の皆さんが野球に親しむ土壌、気運をしっかりと育んでいただいている京都野球協会 小林 祥一 会長をはじめ、会員の皆さんの賜物。心より敬意と感謝の意を表します。