2011/03/15
仙台市へ市職員61名を第7次緊急派遣、現地災害対策本部を設置へ
【仙台市へ市職員61名を第7次緊急派遣、現地災害対策本部を設置へ】
東北地方太平洋沖で発生した未曾有の大震災。本市では、発生直後から政府と緊密な連携を図って24時間体制で対処。これまで6次にわたって、緊急消防援助隊や医療チーム、救援物資輸送隊や給水車等を派遣してきたところです。
昨日、奥山 恵美子 仙台市長と直接電話で話し合い、救援物資や専門職員の応援要請を受けました。
仙台市では、市内の半分が断水、被災地の道路はがれきの山、学校が崩壊し、親や友人を亡くした子どもたちの心のケアが求められているとのこと。
すぐに市役所の全部局に指示を出して対応を検討。震災ごみ収集運搬の作業員、衛生・防疫業務に当たる薬剤師、建築物応急危険度判定士、災害復旧事前調査員、ベテラン教員や指導主事、カウンセラーなど職員61名、パッカー車、給水車など14台が仙台市に向けて出発することを決定。これで計278名の緊急派遣となります。
皆さんは、自らの食料や毛布、寝袋、テントなどを持参しての緊急行動。仙台市内に現地災害対策本部を設置することも決定。円滑な支援活動を実施するための体制を構築します。
本日、朝から加藤議長、柴田副議長をはじめ市会の先生方、多くの職員が見守る中、市役所を出発しました。
基礎自治体として、常日頃から市民生活を支える京都市職員。派遣される皆さんには、その高度な専門知識と技術を遺憾なく発揮していただき、不安な毎日を過ごされている被災地の皆さんを力強く支援していただきたいと思います。