2011/03/16
被災地からお礼の電話に胸が熱くなります
【被災地からお礼の電話に胸が熱くなります】
「被災地で京都市の給水車から水を配給していただき、とてもありがたかったので、お礼の電話をさせていただきました。
配給して下さった職員の方の真心込められた応対、励ましのお言葉もかけていただき、とても嬉しかったです。本当にありがとうございました。」
一昨日の夜、被災された方から京都市役所にかかってきた一本の電話です。胸が熱くなりました。
また、奥山 恵美子 仙台市長、青沼 教育長等からもお礼の電話をいただいています。引き続き、市民ぐるみでがんばります。
【緊急消防援助隊 第一次派遣隊員が帰京】
本日未明、地震発生の当日に緊急派遣を行なった第一次消防援助隊の隊員100名が、第二次援助隊と交代して帰京。
皆さんは、壊滅的な被害を受け、今もなお人口の半分近くが行方不明となっている宮城県南三陸町において救助活動を実施。
3副市長も交えて、派遣隊員のお二人から現地の被災状況をはじめ、破壊された家屋の残骸や浸水などで難航を極める救助活動についての報告を受けました。
想像をはるかに超えた現地の惨劇や困難を極める救助活動の状況をお聞きし、未曾有の大災害の壮絶さを改めて実感させられるとともに、被災された方々と派遣中の職員の皆さんの苦労が思い量られます。
【オール京都で総力を挙げて被災地を支援 第3回緊急支援対策本部会議を開催】
本日夜7時から第3回目となる「京都市東北地方太平洋沖地震緊急支援対策本部会議」を急遽開催。
仙台市に設置した現地対策本部からの情報を分析し、支援体制の再構築を図るとともに、受入体制を強化することを決定。すでに6世帯28名の被災者が入居されている市営住宅は20戸から100戸へ拡大。市営住宅改修計画を延期し、更に220戸を提供する予定です。また、緊急避難者をセミナーハウスや野外施設、看護師寮等での受入れの準備も図るとともに、民間住宅への協力も呼びかけます。
この日、宝酒造様の給水タンクローリーが仙台市に向けて出発。18日には、宝酒造様、黄桜酒造様、月桂冠様のご協力により、酒造メーカーならではの11トンの給水車がそれぞれ本市職員3名とともに、仙台に向かう予定です。
このほか、京都府旅館生活衛生同業組合様からも被災者の受入れのお申し出をいただくなど、企業や団体、市民の皆さんから義援金や物資提供の申し出も数多く寄せられています。皆さんの温かいお志に心より感謝を申し上げます。
まだまだ被害が拡大していく中で、原発事故の危険もあって大変な状況ですが、オール京都で総力を挙げて被災地の支援を共々に行なっていくことを、胸に刻みました。