2011/03/21
伝統産業の日2011 伝統産業の魅力を堪能
【京都市長杯第17回京都市オープンペタンク大会】
高度な駆け引きや戦略を必要とする奥深さがありながら、年齢・性別を問わず楽しめるペタンク。
京都市ペタンク協会のご主催により、京都市長杯第17回京都市オープンペタンク大会が開催されました。
東北地方太平洋沖地震の被災地へ心を寄せつつ、過度に自粛するのではなく、絆を強めることが大切です。
この日は、あいにくの天候となりましたが、老若男女、幅広い皆さんがご参加。緑豊かな京都御苑富小路グラウンドに、皆さんの元気な声が響きました。
【京都大学連携動物園キックオフシンポジウム「ず~どすえ。動物園大学ⅰn京都」】
野生動物に関する教育研究が行なわれている日本が誇る研究機関・京都大学野生動物研究センター。京都市と締結した「野生動物の保全に関する教育・研究を行なう連携協定」の3周年を記念して、シンポジウム「ず~どすえ。動物園大学ⅰn京都」が開催。
全国の主要な動物園と共に京都大学が共同研究・情報交換・情報発信を行なうプロジェクト「動物園大学」もスタート。そのキックオフシンポジウムでもあります。
被災地でも仙台市や盛岡市の動物園でも大変な被害状況とお聞きしています。こんなときこそ人間の生き方、生き物との共生を含めて問われています。
全国から多くの方が出席されて本当に意義深い開催となりました。
明治36年に日本で2番目の動物園として開園された京都市動物園。本取組を契機に、新京都市動物園構想の策定でもお世話になった京都大学野生動物研究センター 伊谷 原一 センター長をはじめ、関係者の皆さんと共に、魅力的な動物園づくりを更に推進して参ります。
【市民が選ぶ「京のまち なじみのええ店」掘り起こしプロジェクトで表彰】
地域の方々に愛され、地道に頑張っておられるお店を、市民の皆さんの推薦で表彰する『市民が選ぶ「京のまち なじみのええ店」掘り起こしプロジェクト』。
醤油、和菓子、洋菓子、お米など「京のまち なじみの店」選考委員会で選ばれた14店舗を表彰させていただきました。
お店とお客さんとだけでなく、地域の絆を育んでいただいる小売店の皆さん。京都が誇る地域コミュニティの推進にご尽力いただいています。
東北地方で発生した大震災でも地域コミュニティの大切さが改めてみつめ直されているところ。日頃の皆さんのご活動に心から敬意を表します。
本プロジェクトの実施にあたり、ご尽力いただきました「京のまち なじみの店」選考委員会 島田昭彦 委員長をはじめ、関係者の皆さんに深謝。
【きものDEワイン&京料理でご挨拶 その後、舞妓さんと共に募金活動】
「伝統産業の日2011」の取組の一つとして、上七軒歌舞練場で行われた「きものDEワイン&京料理の集い」。きもので参加した皆さんが、芸舞妓さんの華麗な踊りを楽しまれた後、京料理とワインを堪能されます。京都ならではのイベントを多くの方々にご堪能いただきました。
京都駅前で京都五花街の舞妓さんらと共に震災に伴う義援金募金活動を行いました。被災地を思う気持ちは一つ。皆さんの温かいお志に感激です。
【復興への祈りをこめて 八坂神社でコンサート】
夜には、八坂神社で開催された「復興への祈り」コンサートを訪問。京都・東山花灯路に代わり開催された「京都・東山祈りの灯り」の取組の一環です。
被災地への復興を願うとともに、お亡くなりになった方への哀悼を込めて、津田佐代子さんと西川影纞さんによるフルートと日本舞踊のコラボレーション。
皆さんと共に被災地への祈りを込めながら鑑賞させていただきました。
この日で「京都・東山祈りの灯り」が終了。中止との声もありましたが、被災地に心を寄せながら、被災者のご冥福をお祈りし、避難されている方のために開催しました。厳しい状況の中でも、来場者数63万人、500万円を超える義援金が集まりました。
スタッフのお一人、宮城県ご出身の小林さん。実家が被災されて大変な状況ですが、京都から被災地に元気をお届けしようと頑張って下さいました。
【伝統産業の日2011 伝統産業の魅力を堪能】
3月12日から21日にかけて開催してきた「伝統産業の日2011」。最終日となる今日も多彩なイベントが行なわれました。
開催直前に大震災が発生。開催が危ぶまれましたが、過度に自粛するのでなく、伝統産業の産地も数多くある被災地と「心をつなごう、必要な支援をしよう」との思いで開催することが決定。
今日は、その一つとして、みやこメッセで開催された「トークショー~ライフスタイルの中の京都~」でご挨拶させていただきました。
みやこメッセ内で開催中の「春秋会展」、「わかば会作品展」、「京に生きづく手しごと展」、「西陣織大会」、「京手描友禅作品展」「京都伝統工芸士 匠の技展」を鑑賞。
手間・ひま・心を込められた京都の伝統産業の作品の粋を堪能するとともに、職人の方々をはじめ、多くの方と触れ合い、元気をいただきました。深謝。