2011/06/07
世界遺産を通じて様々な主体が連携 世界文化遺産地域連携会議が発足
- 【世界遺産を通じて様々な主体が連携 世界文化遺産地域連携会議が発足】
世界文化遺産を有する自治体や市民リーダーをはじめ、国や専門家などが連携して、幅広く文化財の保全やまちづくりについて協議する「世界文化遺産地域連携会議」が設立。
国内の世界文化遺産11地域の自治体をはじめ、国(文部科学省、国道交通省、文化庁、観光庁)、民間の専門家、そして地域で地道に活動されるNPO等のリーダーの方々が多数ご出席の中、東京で初会合が開催。私は皆さんから推挙され、会長に就任させていただきました。
それぞれ世界文化遺産を管理する主体や地域事情が異なる中で、連携組織ができることは大変意義深いことです。
東日本大震災で改めて、文化遺産の保存のあり方が問われているところ。世界文化遺産地域連携会議の設立を契機に、それぞれの世界文化遺産の個性を活かしながら、国や各自治体、地域の方々、有識者の皆さんと連携を加速し、情報交換しながら、より良いまちづくりに活かして、日本を元気にしていきたいと思います。