2011/07/11
マイボトル持参でごみ減量を推進 全国初のKYOTOエコマネー
【「ものづくり」の伝統を産学公連携で推進 京都環境ナノクラスター】
ナノテクノロジーをベースに新たな「環境ナノ部材」を開発し、京都の産業発展・地球環境問題への対応を図る「京都環境ナノクラスター」。
3年前、私が市長就任早々に、関係者の方々と共に文部科学省等でプレゼンに駆け回り、第2期知的クラスター創生事業に採択されました。
京都高度技術研究所の京都環境ナノクラスター本部長としてご尽力いただいている堀場 雅雄 最高顧問を先頭に「オール京都」の体制で推進しているところ。今日は、第4回京都環境ナノクラスター事業推進協議会を開催。
世界でもトップクラスの優れた研究開発力があり、地域の特徴や強みを活かして多様な分野が融合し、産学公で連携できる京都ならではの取組。昨年度の文部科学省による中間評価では、総合評価でAランクを獲得し、研究開発内容の評価では最高のSランクを獲得。
また、京都産学公共同研究拠点「知恵の輪」を開所したり、高機能性化学研究開発拠点の整備が経済産業省の「技術の橋渡し拠点」整備拠点事業に採択されたところです。
これからも京都の地に脈々と受け継がれてきた「ものづくり」の伝統を産学公連携で推進していきたいと思います。
【マイボトル持参でごみ減量を推進 全国初のKYOTOエコマネー】
市長記者会見で地域通貨として「エコマネー」を提供する「KYOTOエコマネー」を創設したことを発表しました。
市内のコーヒーチェーン店など14社87店舗でマイボトルを使って飲み物を購入するとエコマネーを獲得。一定のポイントが貯まると野菜やトラフィカ京カードと交換できます。
マイボトル持参行動に地域通貨を活用する仕組みは全国初の取組。これまで家庭ごみ有料指定袋を導入するなど、市民の皆さんのご協力をいただきながら、ごみ減量・リサイクルを推進。そうした努力の甲斐もあり、平成12年度のピーク時の82万トンから減り続け、昨年度のごみ量はピーク時の4割を削減できました。
KYOTOエコマネーの創設によりゴミの減量を更に減らしていくとともに、「使い捨てのライフスタイル」から、京都が古くから培ってきた「ものを大切にするライフスタイル」への転換を推進して参ります。
【夏のオアシス クールキッズステーションの取組もうれしい限りです】
記者会見の時に掲示された、のぼり旗「夏のオアシス クールキッズステーション」。
京都市内の児童館と私立保育園で取り組まれている活動で、夏の暑い時間を家庭で過ごすのでなく、児童館や保育園で楽しく過ごして、節電に役立てようとするものです。同時に親子のふれあいや児童館の支援も行っていただくきっかけづくり、絆づくりも。
児童館が開放されている月曜日から土曜日の午前10時から午後5時まで、9月末まで続けられるご予定。京都市児童館学童連盟 山手 重信 会長をはじめ皆さんのお取組に頭の下がる思いです。
【安心・安全なまちづくりを推進 京都市長・近畿地方整備局長会議】
直轄道路や橋梁の管理をはじめ、直轄河川の管理や都市公園事業などを担っておられる国土交通省近畿地方整備局。上総 周平 局長をはじめ、幹部職員の方々と協議しました。
市民生活を支え、円滑な経済活動をもたらす、都市にとって欠かすことのできない幹線道路。国道1号線や9号線など、たくさんの人々と物資が行き交う中で、とても大切なもの。
また、国が管理する桂川の改修事業も災害に強いまちづくりを進めるうえで重要です。
これからも、近畿地方整備局と緊密な連携により、市民生活を守る取組をしっかりと推進して参ります。
【被災地復興の願いを込めて「京都の七夕」をオール京都で開催 京の七夕実行委員会】
昨年は初開催にもかかわらず、70万人を超える来場者を迎えた「京の七夕」。今年も8月6日から15日にかけての実施に向けて、第1回京の七夕実行委員会を開催しました。
今年は、東日本大震災の被災地復興を願い、犠牲となられた方々への鎮魂の意を込めるとともに、仙台七夕まつりなど東北地方との連携し、京都から被災地へ思いを届けます。
また、夏の新たな風物詩として定着すべく、昨年から更に充実させた事業を展開する予定。多くの方にご協力をいただきながら、オール京都での開催に向けて、しっかりと準備をして参ります。