2011/08/09
大震災を教訓に防災教育などのあり方を議論 京都教育懇話会シンポジウム
【長城楽団の皆さんから東日本大震災の義援金をお預かりしました】
中国民族楽器の琵琶や胡弓、揚琴などの楽器を中心に演奏活動にとりくまれている長城楽団の皆さんがご来庁。
皆さんは、先月京都会館で第8回日中名曲コンサート「親子中国琵琶と書芸術の競演-長恨歌」を開催。その収益金を東日本大震災の義援金をお預かりしました。
国境を越えて被災地や被災された方を想う温かい支援に感激です。
皆さんの温かいお志は、日本赤十字社を通じてしっかりと被災地にお届けします。
【近畿小学校長会協議会研究大会京都大会】
近畿各府県の小学校長が集い、小学校教育の使命と役割を明確にし、学校力の向上に向けた取組を図る「近畿小学校長会協議会研究大会」。
62回目の開催となる今年は、「新しい時代を拓き、心豊かにたくましく生きる日本人の育成」をテーマに京都での開催です。
会場となった国立京都国際会館は超満員で、ものすごい熱気に包まれました。
私は挨拶の中で、東日本大震災を経て、日本のエネルギー問題はもとより、まちづくりから一人一人のライフスタイル、教育の在り方まで、厳しく問われている時に、本会は大変意義深いことであることなどをお話しさせていただきました。実り多き大会となることを祈念致します。
【東映 岡田社長がお越しくださいました】
東映株式会社 岡田 裕介 社長が市役所にお越し下さいました。
岡田社長には、京都映画祭へのご協力など“映画のまち・京都”の推進に多大のご尽力をいただいいるところです。
岡田社長と懇談し、映画をはじめとするコンテンツ産業の振興へのご協力に感謝の意をお伝えするとともに、映画を通じたまちづくりを共々に推進していくことを誓い合いました。
【安心・安全なまちを目指して 京都市総合防災訓練説明会】
今年9月3日に京都御苑富小路グラウンドを拠点会場に実施する京都市総合防災訓練。それに先立ち、訓練説明会が上京区役所で開催しました。
上京区の各学区自主防災会長をはじめ地域の皆さんがたくさんご出席。皆さんの「地域のことは地域で守る」という使命感に満ちた気概がひしひしと伝わってきて、心強い限りです。
これまで上京区自主防災会協議会会長を務めていただいきた高瀬 博章 会長が6月に逝去され、この場におられないことが残念でなりません。
防災の基本は、過去の教訓に学び、災害に備えることであり、訓練の果たす役割は甚大です。今回の訓練では、東日本大震災を踏まえ、救出・救護の妨げとなった瓦礫対策などより実践的な訓練を計画しています。地域と行政が連携して、災害に強いまちづくりを更に推進していきたいと思います。
訓練当日は、ザグレブ市との姉妹都市締結30周年、キエフ市との姉妹都市締結40周年記念事業のため、海外出張で参加できないことが残念でなりません。
【大震災を教訓に防災教育などのあり方を議論 京都教育懇話会シンポジウム】
日本の未来と人づくりのために、経済界、大学、行政、地域などオール京都で取り組んでいる「京都教育懇話会」。
そのご主催により、「地震列島 日本の未来~今、求められる防災教育」をテーマにシンポジウムが開催されました。
尾池 和夫 先生と私からそれぞれ問題提起を行いました。その後、谷口 知弘 同志社大学教授のコーディネートで、参加された皆さんもご一緒にワークショップ。京都での防災教育はどうあるべきかなどを語り合いました。
多くの方がご参加され、実に実り多い会となりました。
【多くの方で賑わいました いわて三陸復興食堂】
被災地と支援地の人と人の交流、共感、連携を図ろうと取り組まれている「いわて三陸復興食堂」。被災地や全国各地を巡って開催されています。6日からは、京の七夕に合わせて西陣織会館で実施されました。
多くの方で会場はとても盛り上がっており、うれしい限りです。
東日本大震災が発生する前に培われてきた人と人の交流を復活させる場を再生しよう、様々な想いを語り、泣いたり笑ったり共に共有する場を作ろうとご尽力された方々の心温まる取り組みに敬意を表します。