2011/08/16
鎮魂と復興の祈りを捧げました 五山送り火
【五山それぞれ訪問 送り火の準備されている皆さんに感謝】
今日は朝から五山送り火の準備をされている各保存会の皆さんを訪問させていただきました。
まずは、東山如意ヶ嶽の「大文字」、続いて、松ヶ崎西山・東山の「妙・法」、西賀茂船山の「船形」、さらに嵯峨曼荼羅山の「鳥居形」、そして、金閣寺付近大北山の「左大文字」で薪を組みました。
猛暑の中、全て手作業で薪木を並べ、火床を築いていくのは本当に大変なこと。私も皆さんと共に汗をかきながら、伝統行事を支える苦労を分かちあいました。
被災地の薪を焚き上げる計画では、紆余曲折を経ましたが、想いは一つです。東日本大震災でお亡くなりになった方の鎮魂、被災地の復興への祈りを込めた送り火となるよう祈念いたします。
【サービス事業室の職員もがんばっています】
京の七夕会場となっている堀川近くで、偶然にも清掃活動中のサービス事業室の職員に出会いました。
汗だくの皆さんからは、「まちをきれいにして市民の皆さんにもっと京都を好きになってほしい。京都にお越しになる観光客の皆さんをおもてなししたい」という想いがひしひしと伝わってきて、うれしい限り。
「華やぎ支援事業 スマイル21・プロジェクト」として、まちの美化活動、自転車の利用マナーや路上喫煙の禁止などの啓発、小学校児童の安全下校サポートなどを展開している皆さんの活躍をこれからも期待しています。
【京都の地域力の象徴 よう北野まつり】
北野天満宮で開催された「よう北野まつり」に伺いました。
地域の方々をはじめ、地元の神社や商店街、大学生などが力を合わせて取り組んでおられます。今年で4回目を迎え、すっかり地域に根付き、年々盛んになってきました。
多くの方で賑わう会場で、京都の地域力、人間力を実感です。
【今年は右京区制80周年記念事業として開催 京北夏まつり】
夕方からは京北夏まつりを訪問。今年は右京区制80周年記念事業と位置づけられての開催です。
和太鼓演奏や花火大会、大踊りなど、多彩な内容で地域の皆さんがふれあって親睦を深められます。今年は、被災地への義援金活動も行われ、頭が下がる想いです。
京北夏まつり実行委員会実行委員長をお務めいただきました京北自治振興会 久保 敏隆 会長をはじめ皆さんのご活動に深く敬意と感謝の意を表します。
【鎮魂と復興の祈りを捧げました 五山送り火】
夜からは船形の麓へ。夜8時には、五山揃っての黙祷し、東日本大震災でお亡くなりになられた方への鎮魂、被災地の復興の祈りを捧げました。
その後、千年を超える伝統行事である六斎念仏を西方寺で拝見しました。