2011/10/15
市政の発展にご尽力を賜った1439名・608団体の方々を表彰 京都市自治記念式典
【市政の発展にご尽力を賜った1439名・608団体の方々を表彰 京都市自治記念式典】
明治22年に誕生した京都市は、政治的重要性から国により自治権を制約され、京都府知事の直轄地でした。その後、私たちの先人のご尽力により、明治31年10月15日、自らの手により市長を選任して、市役所の開庁を成し遂げ、自治権を自らの手で勝ち取りました。
それから脈々と続く誇り高い自治の伝統。今日は市民の皆さんとお祝いするために、自治記念式典を開催しました。
村井 康彦 先生(元京都市美術館長)、井村 裕夫 先生(元京都大学総長)、上村 淳之 先生(日本画家)を特別功労者として表彰させていただくなど、京都市の発展に多大の功績を賜った1439名、608団体の皆さんを表彰させていただきました。
これからも数々の苦難と危機を乗り越え、今日の京都市を築いてこられた先人のご意志を受け継ぎ、より素晴らしい、光り輝く京都市を次代に引き継ぐ決意を新たに市政に全力で取り組んで参ります。
自治記念式典には、京都市の姉妹都市フィレンツェ市からフィレンツェ老舗協会 エウジュニオ・アルファンデリー 会長も駆けつけて下さいました。京都フィレンツェ友好協会 内田 昌一 代表もご一緒です。
アルファンデリー会長には、昨年の姉妹都市45周年記念事業に多大のご尽力をいただいたところ。アルファンデリー会長が経営されているサンタ・マリア・ノヴェッラ社を通じて、日ごろから京都とフィレンツェの交流にお力添えをいただいています。
また、東日本大震災では、被災された子どもたちのために、多額のご寄付も。被災地の学校の図書や学用品などに活用されています。
そうしたお取り組みに敬意を表して、自治記念式典で表彰させていただきました。
【視力ファーストのお取り組み アイヘルス・糖尿病予防キャンペーン】
ライオンズクラブの皆さんが主要奉仕事業として推進されている「視力ファースト」。目の健康を推進し、世界中から失明をなくすための活動です。
その一環で、京都洛中ライオンズクラブ様がゼスト御池で主催された「第29回アイヘルス・糖尿病予防キャンペーン」に伺いました。専門医による健康相談や健康検査、パネル展示、ビデオ上映など糖尿病予防や目の健康のための様々な取組です。
松廣 正哉 会長をはじめ皆さんの素晴らしい活動に感動です。
【京都の教育を支えていただき感謝の気持ちでいっぱいです】
元中京東支部校長会・現職及びOBの会に伺い、ご挨拶させていただきました。
教育委員会在籍中にお世話になった方など、久しぶりにお会いする方もおられ、懐かしく、また、感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さんが生涯にわたって取り組んでこられた「一人ひとりを徹底的に大切にする京都の教育」をこれからも大切にしていくことを胸に刻みました。深謝。
【伝統を守り、未来に受け継ぐ皆さんを訪問 高松神明神社秋の祭礼】
私の地元の近くにある高松神明神社。今日と明日にかけて行われる「秋の祭礼」の準備されている氏子の皆さんを訪問させていただきました。
伝統を守り、未来に受け継ぐために苦労をいとわずに励まれるお姿に改めて感激です。
【多彩な催しが盛りだくさん 梅小路公園グリーンフェア2011】
梅小路公園で毎年開催されている「梅小路公園グリーンフェア」を訪問。
「花の即売会」や「手づくり市」などの催しのほか、子どもを対象とした「クラフトコーナー」や「ふわふわバルーン」など、ご家族で一日中楽しめる多彩なプログラムが行われます。あいにくの雨模様の中、一生懸命に取り組まれている皆さんとふれあってひと時の安らぎを頂戴しました。
【誰もが生き生きと過ごすことができるまちづくりを目指して ほほえみ広場2011】
障害の有無に関わらず、多くの方で交流しようと梅小路公園で開催された「ほほえみ広場2011」。
これまで実施されてきた障害者体育大会とふくふくフェスタを一体化し、より多くの方で交流しようと初開催されたもの。
会場に集われた方々がにっこりと微笑み、笑顔でいっぱいにしようとご尽力いただきました皆さんに頭が下がる想いです。
障害の有無に関わらず、全ての市民の皆さんが、健康で笑顔で暮らせる「笑顔・健康都市・京都」にするために、全力で取り組むことを改めて決意しました。
開会式の後、じっくりと会場を廻らせていただき、多くの方にふれあって元気をいただきました。
【美しい京都の町並みを創造 シンポジウム「紅葉景観と落ち葉を考える」】
続いて、紅葉街路樹について多くの方とともに考えようと開催したシンポジウム「紅葉景観と落ち葉を考える~なぜ、二段階剪定なのか?~」に出席。
京の町並み景観を美しく演出する街路樹の紅葉。その一方で道路に落ちた大量の落ち葉は安全上の問題となり、沿道の皆さんにも清掃などでご負担をお掛けしています。
そのため、紅葉の美しい景観と落ち葉対策を両立するために21年度から実施している「二段階剪定」。秋口に半分の葉を残して剪定し、紅葉が終わってから本格的に剪定するものです。当初は、1300本の試行実施し、今年度は9600本まで拡大。国内外から京都にお越しになられた方からも大変好評をいただいているところです。
課題に直面するたびに新たな智恵を生み出してきた土壌がある京都。二段階剪定もそうした京都ならではの取組です。
これからも市民の皆さんと共に汗しながら、美しい京都の町並みを創って行きたいと思います。
シンポジウムの冒頭に、梅小路公園に700ポットもの花の苗をご寄付いただきました京都天神川ライオンズクラブの皆さんを表彰させていただきました。
これまでも梅小路公園に130本以上の桜の木や木製ベンチなどを毎年ご寄付いただいています。また、様々な奉仕活動にもご尽力くださっているところ。
竹下 貞雄 会長をはじめ、皆さんのお志に心から感謝申し上げます。
【文化芸術の役割の重要性を実感 観○光ART EXPO2011】
歴史と精神性を内包した寺院や世界遺産を舞台に展覧会を開催し、多くの方に未来への希望と光りを感じていただく取組「観○光(かん ひかり)ART EXPO 2011」。泉涌寺で開催されたオープニングセレモニーに伺いました。
東日本大震災で多くの方が心に深い傷を負いました。こうした時に人々の心に作用し、癒しや潤い、明日への活力などをもたらしてくれる文化芸術の果たす役割はとても大きなものです。国内外の30にものアーティストの皆さんが集結し、展覧会が開催されることは大変意義深いもの。二条城でも開催されます。
観○光実行委員会 中掘 慎治 実行委員長をはじめ、関係者の皆さんのお志に心から敬意を表します。