2012/04/06
世界遺産条約採択40周年記念事業京都実行委員会設立総会
今年、世界遺産条約の採択後40年を迎え、世界各国で記念行事が開催。そのラストを飾る会合が京都で開催。早くから外務省、文化庁へ誘致を働き掛けてきた努力が実を結びました。
本日、その会合に向けた取組をスタートするため、世界遺産の一つである元離宮二条城を会場に、世界遺産条約採択40周年記念事業京都実行委員会設立総会を行いました。
11月に開催される最終会合には、国内外からたくさんのお客様がお越しになられます。京都から日本文化の魅力を発信できる絶好の機会。関係自治体、経済団体の皆様と力を合わせて取り組んで参ります。
【創意工夫で活気あふれる市役所に! 職員提案制度 優秀提案発表会「トライ!京舞台」】
職員の創意工夫を奨励し、市政の様々な業務を改善して、市民サービスや業務能力を向上させる「職員提案制度」。
今日は、昨年応募された提案の発表会「トライ!京舞台」と表彰式を市民の皆さんと約250名の新規採用職員に見ていただく形式で開催。
市民サービスの第一線の現場から出された職員の提案は、どれも費用対効果が高くなるよう工夫が凝らされ、素晴らしいと感じるものばかり。
新規採用職員の皆さんも、先輩職員に負けないよう、これから配属される職場でフレッシュな感覚でどんどん新しい提案をしてほしいと思います。
【フリーペーパー「京都コンシェル新聞」の対談講演会】 建築業や飲食業など異業種の若手経営者の皆さんが中心となって活動されている、NPO法人 京都こんしぇる。今日は、同NPOご主催の対談講演会に臨みました。
対談のお相手は、西陣をはじめ地域医療に携わってこられた、医師の早川 一光 先生。対談テーマは「地域社会の今と昔」。
京都には、幾多の困難を乗り越え、都であり続けてきた地域力や人間力があります。私は、そうした京都の強みを行政も市民の皆さんも最大限に活かしていくことが大切だと考えています。
【「都市油田」発掘プロジェクトで採取されたエタノールによるLED灯籠の点灯実験】 本市が、日立造船㈱、熊本大学と共同で進めてきました「都市油田」発掘プロジェクト。生ごみと紙ごみの混合物からエタノールを採取する全国初の取組。
今日は、ライトアップ中の元離宮二条城で、採取したエタノールを燃料としたLED灯籠の点灯実験。
東日本大震災発生以降、エネルギー政策の転換が求められている中、この取組は大変意義深いもの。京都の誇りです。しっかりと取り組み、実績を上げて参ります。
【京都発!「上質な花見」実証実験】 伝統工芸やデザイン関連の企業を中心に、京都市立芸術大学や京都府中小企業技術センターが連携して活動される、産学公連携の研究会「新工芸研究会」。そのご主催のお花見にお邪魔しました。
「上質な儚さ~仲間が集い、桜を愛で、宴のあとは何もない~」をテーマとしたお花見の実証実験。一般的なお花見ではたくさんのゴミが出ますが、この実証実験では上質かつゴミを出さないことを目指されました。環境先進都市・京都ならではの取組。これからのお花見のモデルになればと願っています。