2012/06/19
早朝から東京へ 省庁等を訪問 日本の「文化力」を更に高め、力強く発信する取組を提案
台風が接近する中、朝6時に自宅を出て東京へ。文化庁や文部科学省等を訪問。
文化庁には、オール京都で取組を進め、今国会でもご審議いただいている「古典の日」の制定をきっかけとした、古典関連の視聴覚教材や学校図書の充実や能楽などの古典芸能の鑑賞機会の拡充を提案させていただいています。
また、本市と共に「東山アーティスツ・プレイスメント・サービス実行委員会(略称:HAPS)」が事業運営を行う「若手芸術家等の居住・制作・発表の場づくり事業」、今年秋に開催する「京都国際マンガ・アニメフェア」をはじめとする「京都市マンガクラスター形成事業」が「地域初・文化庁芸術創造発信イニシアチブ事業」に採択されました。更に、日本の「文化力」の更なる向上を図り、文化芸術立国を推進するため、新たな世界遺産登録に向けた取組の支援や国立京都伝統芸能文化センター(仮称)の創設等について提案・要望しています。
【より魅力的な公教育の推進を目指して 文部科学省の審議会に出席】 文部科学省の「公立義務教育諸学校の学級規模及び教職員配置の適正化に関する検討会議」に出席。
学校教育充実に重要な教職員の増員等に向けての審議会で、先進的に少人数学級等に取り組む京都市の市長が委員に就任。きめ細かで質の高い教育を目指した少人数学級の推進、指導方法工夫改善の在り方、教職員定数配置の在り方、学校の意向を十分反映した学級編制や教職員配置の在り方等を検討しています。
早くから一人一人の子どもを徹底的に大切にする教育に取り組んできた京都。その取組や経験をしっかりと伝え、厳しい国家財政の下ですが、日本の未来を担う子どもたちの教育に役立てていただきたいと思います。
【京都経済を力強く牽引 日本商工連盟 京都地区の皆さん】 東京から急いで戻って宝ケ池へ。
立石 義雄 代表世話人を先頭に、中小企業振興、人材育成、雇用創出など多彩な取組を展開され、京都経済を力強く支えていただいている日本商工連盟 京都地区の皆さん。講演会と懇親会に伺いました。
少し遅れてしまいましたが、テレビ番組でもおなじみの青山 繁晴さんの「祖国は甦る~原子力災害、大震災、世界危機からこそ~」と題したご講演を拝聴。感動的なお話でした。“ピンチをチャンスに!”と改めて決意。 引き続く懇親会では、立石代表世話人、渡邉 隆夫 副代表世話人をはじめ、ご参加の皆さんとじっくりと懇談させていただきました。日頃からのご支援に深謝。
厳しい社会経済状況は続いていますが、あらゆる京都の強みを最大限に活かして、皆さんと手を携えながら、京都から日本の未来を切り拓いていくことを胸に刻みました。