2012/06/21
京都の魅力を国内外に発信! 「京もの海外市場開拓事業」「コトチカ京都の開業」 記者会見
午後から定例記者会見を開催し、2つの案件を発表しました。
1点目は、京都の伝統産業製品「京もの」の海外市場を開拓する新たな取組「京もの海外市場開拓事業」について。
パリと上海の2箇所を拠点に、新商品開発から展示商談会、商談成立まで、伝統産業事業者を手厚く支援する仕組みを構築するもの。海外の商談会では、開催期間中に商談が成立するのは稀なケースで、アフターフォローが課題でした。本事業では、その点をクリアするため、現地代理店を窓口に、商談会終了後のアフターフォローに特に重点を置き、商談成立に繋げていくことで、「京もの」の魅力を力強く発信して参ります。
また、京都商工会議所がパリで、京都府が上海をはじめ中国で進めている海外での販路拡大事業との連携により、高い相乗効果を目指しています。 2点目は、地下鉄京都駅で現在工事を進めている「コトチカ京都」について。
北改札口エリアの「コトチカ京都」のオープンが9月25日(火)に決定! また、新たに2店舗の出店も決まり、中央改札口エリアも含めて全9店舗が出揃いました。京都初出店のお店も多く、今からとても楽しみです♪
現在、「コトチカ」をはじめとする駅ナカビジネスによる収入は年間約4億円と好調な推移。また、この2年間で一日あたりの旅客数も7000人増えるなど、取組の成果が着実に出てきています。
これからも、地下鉄各駅の利便性向上を図り、賑わいと華やぎを創出することで、地下鉄の経営健全化につなげて参ります。
【子育て支援をはじめ地域活動にご尽力 京都府退職公務員連盟】 京都府下の公務員を退職された方で活動されている京都府退職公務員連盟。総会にお伺いしました。
「社会貢献をやれる限り続ける活動」を掲げられ、退職後もなお高い志と熱い気持ちで、子育て支援をはじめ地域活動や社会活動に積極的にご参加していただいています。
京都府退職公務員連盟 福村 正義 会長をはじめ、皆さんの志に心から敬意を表します。深謝。
【京都の校庭を芝生にしよう! 細見 前副市長がお越しくださいました】 細見 前副市長が京都経済同友会のリーダーをされている時に、自ら立ち上げられたNPO法人「芝生スクール京都」。今日は、教育委員会との打合せの後、私のところに役員の皆さんと一緒にお越しくださいました。懐かしいお顔を拝見でき、また退任後もなお心強いご支援。嬉しい限りです。
子どもたちのために“京都の校庭を芝生にしよう!”と10年にわたりご尽力いただいている皆さん。既に15校に広がりました。また、学校に適した芝生を独自に開発。素晴らしい取組です。校庭を緑の潤いで満たすことは、環境への負荷低減にも繋がる、とても意義深い取組です。
芝生スクール京都 細見理事長をはじめ、関係者の皆さんの高い志と熱意に敬意と感謝の意を表します。
【大学のまち・京都を力強く推進 国立大学法人 京都大学 経営協議会に出席しました】 大学のまち・京都、産学公の連携など、京都のまちづくりに大きく貢献していただいている京都大学。京都の誇りです。国立大学法人化に伴って設置された経営協議会の学外委員を一昨年前から務めさせていただいています。
本日開催された経営協議会に出席し、大学関係者をはじめ、経済界など各界の代表者の皆さんと協議しました。
この4月、京都市立芸術大学も公立大学法人として新たな一歩を歩み始めたところ。「大学のまち・京都」の魅力を更に高めていくため、共々に全力で取り組んで参ります。
【アーティスト・イン・レジデンス関連団体との意見交換会 @京都芸術センター】 「アーティスト・イン・レジデンス」。耳慣れない言葉です(笑) 芸術家が一定期間ある土地に滞在しながらの創作活動を行うものだそうです。本市でも、京都芸術センターやHAPS等を中心に取組を推進しているところ。
さて、今年4月、文化庁の「関西元気文化圏推進・連携支援室」では、本市の京都芸術センターとの連携強化をはじめとする機能充実が図られました。今日は、その第一弾の取組として、文化庁ご主催で「アーティスト・イン・レジデンス関連団体との意見交換会」が開催されました。
文化庁の近藤 誠一 長官、関西元気文化圏推進・連携支援室の天野 文雄 室長をはじめ、ヴィラ九条山、ゲーテ・インスティテュート・ヴィラ鴨川、京都市立芸術大学など、約50名の皆さんがご参加。こうした意見交換の場、交流の場は本当に大切。京都の「文化力」の源です。
これからも皆さんとしっかりと手を携えて、世界に向けた日本文化の更なる発信に積極的に取り組んでいくことを共々に誓い合いました。