2012/07/05
世界文化遺産の永続的保全とその持続的活用を目指して 「世界文化遺産」地域連携会議
早朝から東京へ。
昨年6月、世界文化遺産を有する自治体や市民リーダーをはじめ、国や専門家などが連携して、幅広く文化財の保全やまちづくりについて協議する「世界文化遺産地域連携会議」を発足。私が会長を務めさせていただいています。
今日は、仲川 げん 奈良市長、越 直美 大津市長、田中 幹夫 南砺市長、菅原 正義 平泉町長らと共に、第2回目となる会議を開催。
会議に先立ち、各市町村長の皆さんと関係省庁を訪問し、世界遺産を取り巻く状況やこれまでの活動をご報告。前原 誠司 民主党政調会長、河村 律夫 史跡保全議連代表世話人、石井 一 世界遺産議連会長、井手 憲文 観光庁長官、河村 潤子 文化庁次長をはじめ、ご多忙の中、ご対応いただいた皆さんに深謝。 次に、記者会見を経て、会議を開催。
この会議の最大のテーマは「世界遺産を未来に伝えていくために、どう最善を尽くすか」という点。それぞれ世界遺産を管理する主体や地域事情が異なる中で、連携組織ができることは大変意義深いこと。
これからも、それぞれの世界遺産の個性を活かしながら、国や各自治体、地域の方々、有識者の皆さんと連携を加速し、情報交換しながら、より良いまちづくりに活かして、日本を元気にしていくことを共々に誓い合いました。
世話役としてご尽力いただいた井戸 智樹 歴史街道推進協議会 総合プロデューサーに深謝。本当にお世話になりました。ありがとうございます。 今年は、ユネスコの世界遺産条約採択40周年。今年1月、パリのユネスコ本部での開幕行事を皮切りに世界各地で記念行事が開催され、そのラストを飾る会合が11月に京都で開催されます。
市民の皆さんも、ぜひこの機会に世界遺産の素晴らしさに触れてみてください!
【井手 憲文 観光庁長官と「観光立国・日本 京都拠点」の取組等について意見交換】 この度、新たに観光庁長官にご就任された井手 憲文 長官を訪問。初代 観光庁長官で首都大学東京の本保 芳明 教授もご一緒に、観光政策について意見交換させていただきました
近年、本市でも、観光庁と共に京都市役所に設置した「観光立国・日本 京都拠点」の取組として力を入れているラグジュアリー層の誘致をはじめとする海外観光客誘致。先日も、アジア太平洋地域の旅行会社やホテル・旅館等が一堂に会する旅行商談会「ILTM Asia」の京都誘致に向けた「京都プレトリップ」を京都で開催したところ。
これからも観光庁の皆さんと力を合わせて、「観光立国・日本」の実現に向けて全力を尽くします。
【「新島八重が結ぶ縁~こらんしょ福島 おこしやす京都 魅力満載フェア」を視察】 日本橋の「ブリッジ新潟」で開催中の「新島八重が結ぶ縁~こらんしょ福島 おこしやす京都 魅力満載フェア」を視察。東北の復興支援と来年の大河ドラマ「八重の桜」の放映を記念した京都と福島の物産販売と観光PRイベントで、京都銀行と東邦銀行のご主催。京都市は後援するとともに、京都館が物産販売ブースを出展。
京都銀行をはじめ開催にご尽力いただいた皆さんに深謝。心強い限りです。 会場では、タレントのせんだ みつお さんもご支援。記念にツーショット写真を撮影(笑) その後に訪れた日本橋髙島屋で、京都市立芸術大学ご出身の京都が誇る画家 木村 英輝 さんの壁画を拝見。日本を元気にしてくれるパワフルな作品。素晴らしかったです。私の高校の先輩でもあり、懇意にさせていただいています。