１２００年を超える悠久の歴史と文化が息づき、山紫水明の自然と美しい都市景観を誇る「歴史都市・京都」。日本の財産、世界の宝として守り育て、未来へ受け継ぐために、国家戦略としての京都創生を国に訴えると共にオール京都で取り組む「京都創生推進フォーラム」。
　立石 義雄 会頭を代表に、京都商工会議所のほか、京都市芸術文化協会、京都文化交流コンベンションビューロー、大学コンソーシアム京都、京都経済同友会、京都市景観・まちづくりセンター、京都市観光協会、京都新聞社、府、市が運営団体。約６００の経済界、文化団体、企業、個人の方等に加盟いただき、市民ぐるみで取組を進めていただいています。　今日は、そのシンポジウムが金剛能楽堂で開催。
　金剛 永謹 金剛流宗家をはじめとする京都の能楽師の皆さんによる舞囃子「安宅」で幕開け。そして、立石代表の含蓄のあるご挨拶。伝統と革新が共生する京都の魅力を改めて実感！
　その後、「“伝統”の継承と創造」をテーマにパネルディスカッション。文化庁関西元気文化圏推進・連携支援室の天野 文雄 室長、蒔絵師の下出 祐太郎さん、奈良屋記念杉本家保存会の杉本 節子さん、情報科学芸術大学院大学の小林 正廣 教授に京都の魅力について語り合っていただきました。
　これから百年先、千年先でも「日本に京都があってよかった」「世界に京都があってよかった」と多くの方に愛され続けることができるように、更に、京都は日本の宝、国家戦略としての京都創生に向けた国へ政策提言等も含め、皆さんと手を携えながら、オール京都で取り組んでいきたいと思います。

【学校法人 未来学園　野口 昭二 理事長らがお越しくださいました】　群馬県を本拠地に、医療・福祉の発展にご尽力される学校法人 未来学園　野口 昭二 理事長、青柳 良明 副学園長らがお越しくださいました。
　本学園では、来春、中京区に初の京都校「京都文化医療専門学校」の開設に向けて取り組んでおられます。特に、京都ならではの茶道等の伝統文化を通じた教養教育を大切にされます。誠に心強く、嬉しい限りです。
　ますますのご発展をお祈り申し上げます。

【京都チェリーライオンズクラブの皆さんがお越しくださいました】　崇高な理念の下、数々の社会奉仕活動を重ねてくださっている京都チェリーライオンズクラブの皆さんがお越しくださいました。
　現在、東日本大震災復興支援の取組を計画されています。本当に頭の下がる思い。深く敬意を表します。本市としても取組に協力してまいりますとともに、被災地の復興支援に向けて全力を尽します。

【小説家の安部 龍太郎さんがお越しくださいました】　「彷徨える帝」「等伯」をはじめ数々の作品を執筆される小説家の安部 龍太郎さんがお越しくださいました。太陽光発電のプロフェッショナル育成事業にご尽力される渡部 進治さんもご一緒です。
　１年の半分を京都で暮らし、執筆活動に取り組まれる阿部さん。全国の小中学生を対象に「水」をテーマにした作文を募集する「ざぶん賞」の選考委員長も務められています。
　現在は、遣唐使時代の日本と中国との交流を題材とした小説を執筆中とのこと。今回、本市が西安市と姉妹都市であることを知りお越しに。作品の完成が待ち遠しいです。