2012/08/16
ご先祖さまに想いを馳せながら 京都五山送り火
東山如意ヶ嶽の「大文字」、松ヶ崎西山・東山の「妙・法」、西賀茂船山の「船形」、金閣寺付近大北山の「左大文字」、そして嵯峨曼荼羅山の「鳥居形」。
16日の夜、夏の夜空にくっきりと浮かび上がる「京都五山送り火」。歴史と伝統のまち・京都で先祖を敬い、子孫に思いをいたす。そして、家族・地域との絆を大切にする京都ならではの風物詩です。 今日は朝から、火床準備をされている船形万燈籠保存会と左大文字保存会の皆さんを激励訪問。私も祈りを込めて参加させていただきました。
猛暑の中、すべて手作業で薪木を並べ、火床を築いていくのは本当に大変なこと。若い方々にしっかりと担っていただいており、心強い限りです。伝統行事を支えるご苦労を改めて実感しました。 船形万燈籠保存会 川内 哲淳 会長、左大文字保存会 田中 博至 会長をはじめ、関係者の皆さんのお取組に心から感謝と敬意の意を表します。
連綿と受け継がれてきたその伝統、先人の想い・祈りをひしひしと感じながら、京都の未来に想いを馳せつつ、薪を運び、護摩木を書かせていただきました。 夜には、京都高度技術研究所(アステム)で行われた五山送り火の鑑賞会に参加。
堀場 雅夫 最高顧問、西本 清一 理事長、中村 行宏 所長をはじめ、京都を代表する産学官のリーダーの方々、全国からお越しのお客様と懇談させていただいた後、五山送り火を鑑賞しました。
今朝、地元の方と一緒に汗を流しながら準備した薪が燃えていくのは、本当に感慨深いもの。また、全国の皆さんから届けられた京の七夕「絵はがき短冊」が炎となって、願いが天に届くと思うと少し感傷的な気持ちにも。
五山送り火を眺めながら、平和を祈念するとともに、京都市政を全力で推進していくことを心に誓いました。
【京都の地域力の象徴 よう北野まつり】 北野天満宮で開催された「よう北野まつり」に伺いました。
地域の方々をはじめ、地元の神社や商店街、大学生など、多くの方が力を結集されて、今年で5回目。今では、多くの方がお越しになり、すっかり地域に根付いたお祭りとなっています。会場には、寺田 一博市議のお姿も。
また、本まつりは、本市と大学コンソーシアム京都との協働により、魅力ある地域づくりに向けて大学と地域が一体となって取り組む「学まちコラボ事業」に認定され、力強い取組を進めていただいているところ。7つもの大学の学生さんが積極的にご活躍。
夏の暑さを吹き飛ばし、地域コミュニティを促し、絆を強める夏祭り。京都の地域力、人間力を実感です。 【地域の皆さんの心を一つに! 京北夏まつり】 夕方からは、一昨年、京都市初の道の駅として登録された「ウッディー京北」前の広場で開催された京北夏まつりを訪問。
和太鼓演奏や花火大会、大踊り大会など、多彩な内容で地域の皆さんがふれあって親睦を深められます。今回の大踊りでは京北第一小学校の3年生が「京北丹波音頭」の音頭とりを披露されるとのこと。伝統文化を次世代にしっかりと継承。心強い限りです。
京北夏まつり実行委員会実行委員長をお務めいただきました京北自治振興会 久保 敏隆 会長をはじめ皆さんのご活動に深く敬意と感謝の意を表します。