2012/08/27
今年4月、南区に研究開発拠点を開設いただきました 中国・青島 ハイアールグループ本社を訪問
ハイアールグループは、冷蔵庫や洗濯機を中心に、世界165ヵ国以上で製造・販売する、中国 青島市を本拠地とする家電メーカー。この4月には、洗濯機の研究開発拠点を新たに南区に開設。この間、同グループ副総裁で、ハイアールアジアインターナショナル㈱の杜 鏡国 社長とも交流を深めてきたところ。 今日は、ハイアール本社を訪問。武 克松 薫事局副主席と面談し、本社ショールームをご案内いただきました。京都青島市民交流会のメンバーとしてご参加いただいたハイアールアジアインターナショナル㈱の奥 俊一郎 副社長、加藤 栄一 課長にもご同席いただき、心強い限りです。昔のレトロな製品から現代のおしゃれな製品までハイアールの電化製品を拝見。 冷蔵庫や洗濯機等のいわゆる「白物家電」のシェアが世界トップクラスの同社。本社も広大な土地で、ITも含めた研究施設等、圧巻です。最先端企業として躍進される同グループの京都進出は心強いです。引き続き、杜 鏡国 社長を先頭に、ご活躍を念じます。
【姉妹都市 西安市へ】 青島空港から飛行機で約2時間。本市の姉妹都市 西安市へ。
教育委員会で総務部長を務めていた平成10年に教育交流として教職員と共に訪問して以来、14年ぶりの西安市。飛躍的な経済発展で、道路が整備され、建設中の地下鉄など街並みも大きく様変わり。経済分野における中国の勢いを実感しました。 京都市と西安市が友好都市提携を行ったのは1974年。以来、環境、教育等の分野を中心に交流を推進。特に、西安市の水環境改善に向けた協力事業については、JICA草の根技術協力事業の一環として、西安市の下水道行政に携わる職員を招き、訪日研修を実施するとともに、本市の上下水道局職員を西安市に派遣し、技術支援を行うなど力強く協力関係を築いてきました。 今では、京都市内にお住まいの中国籍の方は約1万人(外国籍市民の約4分の1)、そして、留学生は約3200人(6000人弱の留学生の半数以上が中国から)。京都と中国の絆はとても深く、明日には、記念すべき日中国交正常化40周年の「仏教書画展」も開幕します。昨今、尖閣諸島問題をめぐって日中関係が複雑ですが、皆さん温かくお迎えくださいました。領土問題は日本としてしっかりと主張していく必要があります。同時に、国家間の問題が複雑な時ほど、都市間交流の市民外交が重要だと今回の中国訪問で強く実感。これからも西安市、青島市をはじめとする中国各都市との友好を一層深めてまいります。