2012/09/07
文化芸術都市・京都を力強く推進 京都市美術館 評議員会
昭和8年に日本で2番目となる大規模な公立美術館として開館した、市民の宝「京都市美術館」。これまでから多彩な展覧会を開催し、京都の文化芸術の振興拠点の役割を担ってきました。先日の「上村淳之展」も大好評。昨年は「フェルメール展」「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」に69万人ものご来館。10月10日からは「大エルミタージュ美術館展」がスタート。モネ、レンブラント、マティス・・・。今からとても楽しみですね。また、今夏の節電対策でもクールスポットとして大きな役割を果たしてくれました。
今日は、京都市美術館の運営や在り方についてご審議いただく京都市美術館 評議員会を開催。
京都市美術館は来年80周年。現在、この節目を迎えるに当たり、改めて在り方を検証するとともに、施設の抜本的な改修など、ソフト・ハードの両面から検討を進めているところ。
これからも市民に愛され、日本を元気にする文化芸術都市・京都を担う魅力的な美術館となるように、これからも委員の皆さんと共に全力を尽くしてまいります。
【京都の産業・観光・文化芸術について講演 リシュモン ジャパン㈱の経営幹部の皆さんがお越しくださいました】 宝飾品・時計・革製品等の14のブランドの輸入販売をされるリシュモン ジャパン㈱。「カルティエ」「ダンヒル」「クロエ」等々・・・。この5月、東寺で開催されたファッションカンタータには「クロエ」がご参加くださり、ショーを大いに盛り上げていただいたところ。
今日は、西村 豊 社長をはじめ同社の9名の経営幹部の皆さんがご入洛・ご来庁。私から「京都の産業活性化の取組」「インバウンド(外国人観光客)の取組」「文化芸術振興の取組」について説明させていただきました。
この後、皆さんは南禅寺を訪問されるとのこと。京都の魅力に思う存分触れていただくとともに、これからも世界へ京都の魅力発信を!とお願いしました。
【京都のより良い景観づくりにご尽力 建築士事務所協会 近畿ブロック協議会】 6年ぶりに京都で開催された「建築士事務所協会 近畿ブロック協議会」に伺いました。近畿2府4県から100名を超える建築士事務所の皆さんが京都にお越しに。嬉しい限りです。
災害に強いまちづくり、京都の素晴らしい景観に調和したまちづくりを進めるに当たって、皆さんの積極的なご活動は心強い限り。
日本建築士事務所協会連合会 近畿ブロック協議会の上野 浩也 会長をはじめ関係者の皆さんに心から敬意と感謝の意を表します。
【木版画家のリチャード・スタイナーさんの展覧会を拝見】 国際交流会館で開催されていた「ABOUT 9 スタイナーのアトリエで学んでいる仲間たちの木版画展」を拝見。
木版画家のスタイナーさんは、京都で暮らし始めて40年。京町家を改修したアトリエで木版画の制作をされています。今回の展覧会は、先生の教室に世界から学びに来られる生徒さんたちとのグループ展。先生ご本人にご案内いただきながら、素晴らしい作品を堪能させていただきました。 【高等教育改革をテーマにした公開シンポジウム 「スタンフォード・京都・アジア諸国とのダイアローグ」】 国際交流会館で開催された「スタンフォード・京都・アジア諸国とのダイアローグ」。スタンフォード大学アジア太平洋研究センター、スタンフォード日本センター、京都市で共催しています。今年で4回目。5年計画で開催。なお、大好評で延長のご希望も。
今回は、「高等教育改革:デジタル情報時代のグローバル競争に立ち向かうために」をテーマに、カイロ・アメリカン大学元学長のデビッド・アーノルドさん、スタンフォード大学前学長のゲルハルト・キャスパーさん、韓国の延世大学校理科大学教授の兪 剛民さんと共に、私もパネリストとして参加させていただきました。
京都市は38の大学が集積し、人口の約1割が学生さんの「大学のまち」「学生のまち」。若い学生さんも多くご参加いただき、嬉しい限りです。 シンポジウム終了後に開催された歓迎レセプションにも伺い、関係者の皆さんとこれからの大学政策について意見交換し、交流を深めました。
シンポジウムのモデレーターを務めていただいたスタンフォード日本センター 青木 昌彦 共同理事長をはじめ関係者の皆さんに深謝。