2012/09/10
西山トンネルが貫通し、今年度末に開通!! 「京都第二外環状道路“にそと”貫通祝賀式」
国土交通省と西日本高速道路㈱が事業主体として整備を進める京都第二外環状道路。通称“にそと”。最後のトンネル工事区間である西山トンネルが貫通し、2市1町にまたがる大山崎~沓掛間がつながり、今年度末には供用がスタート。長年の取組の成果が実り、感慨無量です。
今日は、この貫通を祝う式典を、山田知事、小田 長岡京市長、江下 大山崎町長と共に開催。大西議長をはじめ市会議員の先生方、洛西地域の皆さん、国会議員の先生方にもご臨席いただき、心強いです。 本市における工事区間である洛西地域は、豊かな自然、美しい景観と静かな住環境が調和した地域。“にそと”は、そんな地域の魅力を更に高め、交通渋滞の緩和や交通アクセスの向上にも大きく寄与してくれるものと確信しています。
本市では、国の委託を受け、市域での用地買収に地元と共に今日まで取り組んできました。また、現在、沓掛ICと大原野ICとを結ぶ府道・大山崎大江線の整備に全力投球。(府道ですが、政令市である本市が京都市内の全ての府道を整備しています。)“にそと”の開通に合わせ、25年3月の供用開始を目指して全力を挙げているところ。更に洛西ニュータウンICをつなぐ道路の用地買収も進めています。
これからも、人の流れや物流を支える幹線道路ネットワークの整備をはじめ、市民の視点に立った道路整備に力を注いでまいります。
【国際労働財団 海外若手労働組合指導者招聘事業の一環で タイ・ベトナムチームの皆さんがお越しくださいました】 今日は、公益財団法人 国際労働財団 海外若手労働組合指導者招聘事業の一環で、タイ・ベトナムチーム10名の皆さんがお越しくださいました。團野 久茂 専務理事をはじめ国際労働財団の職員の方々、連合京都の岡本 哲也 副事務局長もご一緒です。
アジア諸国をはじめ海外の労働組合関係者を日本にお招きする本事業。1989年の財団設立当初から取り組まれ、これまでに126カ国から2539名もの方をお迎えされています。
タイ・ベトナムチームの皆さんは、今月5日にご来日。15日まで日本各地を視察、研修に励まれます。京都ではハローワークやジョブパーク、二条城を視察されます。初来日、初入洛の方も多く、皆さんをお迎えでき嬉しい限りです。 タイ、ベトナムと京都との関係は深く、私が会長を務める世界歴史都市連盟に、ベトナムからハノイ市とフエ市が、タイからチェンマイ市が加盟してくださっています。これからも両国との友好を深めていくと同時に、若年者の就労支援をはじめ雇用の確保を図り、京都経済の力強い再生に取り組んでまいります。
【ケルン市との姉妹都市提携50周年に向けて フランクフルト京都センターの佐野 惠子さんがおこしくださいました】 3年前、ドイツのフランクフルト市に「京都センター」を独力で開設された、京都ご出身の佐野 惠子さんがお越しくださいました。国際ビジネスコンサルタントの木下 進さんもご一緒です。
今日は、来年の京都・ケルン姉妹都市提携50周年記念事業の実施に向けた本市国際化推進室と打合せのため、市役所にお越しに。
京都センターには、日本茶や日本酒を試飲できるカウンター、陶磁器、風呂敷など、京都が誇る逸品が展示されているだけではなく、講習会なども開催。京都の歴史や奥深い魅力を、ドイツはもとより、ヨーロッパに広く発信いただいています。私もコペンハーゲンでのCOP15の帰路にオープニングセレモニーに出席させていただきました。
これからも佐野さんと手を携えながら、ケルン市やフランクフルト市をはじめとするヨーロッパ各地で京都の魅力を多くの方々に届けていきたいと思います。
【京都ブランドの向上に貢献された方々を表彰 京都創造者大賞】 世界に向けて京都ブランドのイメージアップや都市格向上に貢献されている方を称える「京都創造者大賞」。授賞式に出席しました。
今年は、葵祭の伝統と文化を現代に継承される葵祭行列保存会、賀茂御祖神社、賀茂別雷神社が大賞をご受賞。
また、京都創造者賞では、もてなし・環境部門に日本料理アカデミー、アート・文化部門にザイラー夫妻、企業部門に京都銀行、未来への飛翔部門に京都教育大学付属高校ZEZOチームがそれぞれ授賞されました。
私からは、アート・文化部門で授賞されたザイラー夫妻に表彰状をお贈りしました。夫妻は南丹市日吉町で20年以上にわたって「かやぶきコンサート」活動を通じて、京都の魅力発信にご尽力。 1200年の歴史と伝統により築き上げられてきた京都ブランド。今回、授賞された方をはじめ、京都を愛する多くの皆さんと共に、大切に守り育てて、未来へ受け継いでいきたいものです。