下鴨神社、醍醐寺、二条城をはじめ１７もの世界遺産がある京都。私たちには、それらを守り、次世代に継承し、世界中にその素晴らしさを発信していく使命があります。
　さて、今年、世界遺産条約採択４０周年を迎え、世界各国で記念行事が開催。そのラストを飾る会合が１１月に京都で開催。本市では、国内外から多くのお客様がお越しになるこの絶好の機会に、関係自治体、文化団体、経済団体の皆さんと共に、京都から日本文化の魅力を発信しようと取り組んでいるところ。
　今日は、その取組の一環として、京都新聞社、ＮＨＫ京都放送局との共催により、シンポジウム「未来への叡智みつめて－京都からの提言」を京都工芸繊維大学で開催。私は、下鴨神社の新木 直人 宮司、醍醐寺の仲田 順和 座主、日本画家の森田 りえ子さん、京都府立大学の宗田 好史 先生と共に、パネルディスカッションに参加。ＮＨＫの柳沢 伊佐男 解説委員がコーディネーターを務めてくれました。
　皆さんと世界遺産について語り合い、世界遺産を後世に伝えていく私たちの責務を改めて実感。これからも日本文化のふるさと・京都の魅力を更に磨き、世界の人々から「日本に京都があってよかった」と思っていただけるまちづくりを力強く進めてまいります。

【清々しい汗をかかせていただきました！　京都掃除に学ぶ会「便きょう会」】
　朝の６時半に家を出て、京都掃除に学ぶ会「便きょう会」へ。
　今日は、樫原小学校で初めての開催。なんと３５０人の方がご参加。子どもたち、ＰＴＡ、地域の方々、教職員をはじめ過去最大のご参加。感激です。
　私も久々に班のリーダーをさせていただき、皆さんと一緒に心を込めて、便器と向き合いました。ピカピカに！ とても気持ちの良い汗をかかせていただきました。深謝。

【京都らしい神社を会場にしたふれあいまつり　深草ふれあいプラザ】　藤森神社で開催された「深草ふれあいプラザ」。今年で２２回目を迎えました。神社を会場にして開催されるふれあいまつりも京都ならではの風情があり素晴らしい限りです。
　大賑わいの会場をゆっくりと廻らせていただき、皆さんが生き生きと頑張られているお姿を拝見し、京都が誇る「地域力」「人間力」に感動です。私も元気をいただきました！　かつて不法投棄に悩まされていた大岩山は地域の皆さんとの共汗により２００トンものごみを撤去し、美しい里山に。昨年に引き続き１１月に開催される「ふかくさ１００円商店街」など、皆さんのお力は様々な場面で大いに発揮され、地域の絆がますます深まっていくことを実感しています。
　深草ふれあい事業実行委員会　田中 震治 会長をはじめ、ご尽力いただきました皆さんに深謝。 【聴覚に障害のある子どもたちへのより良い教育を考える「きっともっとずっと聴こう！」】　これからの聴覚障害児教育を考える講演会・ワークショップ「きっともっとずっと聴こう！」が開催された祇園の八坂倶楽部へ。４回目の開催を迎えられ、京都では初開催。
　明治６年、待賢小学校で全国に先駆けて聴覚障害児教育が始められた京都は「特別支援教育発祥の地」。これからも一人一人の子どもを徹底的に大切にするという理念の下、実践を積み重ねていくことに意を強くしました。
　「声援隊」のシュタイガー知茶子 代表、本事業の大会実行委員長をお務めになられた杉浦 宏和 一力亭杉浦家十四代目とご令室をはじめ関係者の皆さんのご尽力に心から敬意を表します。

【各界の第一線でご活躍の皆さんがお集まりに 「日本ペンクラブ」例会が京都で開催】　８０年近い伝統を誇る日本ペンクラブの京都例会が開催された平安女学院 有栖館へ。
　東日本大震災以降、「言葉」や「文化」、「芸術」の持つ力が見直されています。特に、被災地の復興に向けて、「言葉」が果たす役割は計り知れません。
　こうした中、言論や表現の自由を守る取組にご尽力されている日本ペンクラブの皆さん。本日の京都例会には、各界の第一線でご活躍の多くの皆さんがお集まりに。有難いことです。
　日本ペンクラブ　浅田 次郎 会長、中西 進 副会長、平安女学院　山岡 景一郎 理事長をはじめ開催にご尽力いただいた皆さんに心から敬意を表します。

【再生可能エネルギーの普及にご尽力 「エイモリー・ロビンス博士来日記念シンポジウム」】　再生可能エネルギーの分野で世界的に著名な研究者であるエイモリー・ロビンス博士。２００９年にはアメリカのＴＩＭＥ誌が特集した「世界で最も影響力のある１００人」にも選ばれました。
　大覚寺で開催された博士の来日記念シンポジウムに伺いました。
　原子力発電に依存しない社会の早期実現は、多くの皆さんの願いであり、本市でも、再生可能エネルギーの拡大、市民や事業者の皆さんによる徹底的な省エネに向けた取組を進めているところ。
　日本テレネット、エコリンクス　瀧 栄治郎 会長をはじめ開催にご尽力いただいた関係者の皆さんに心から敬意を表します。深謝。

【フォークの聖地・円山公園音楽堂で！ 「フォークコンサート 京の旅人」】　１９７０年代、私の青春時代、円山公園音楽堂はフォークを愛する若者にとって、憧れの地であり、聖地でした。そして今、杉田 二郎さん、ばんば ひろふみさんの呼びかけによるフォークコンサート「京の旅人」で、熱い歌声が響きます。
　京都文化祭典の一環として８回目の開催となる今年も会場は超満員。大変な熱気です。
　私も毎年参加させていただいていますが、改めて杉田 二郎さん、ばんば ひろふみをはじめ、皆さんの歌声を堪能。感謝。
　最後のアンコールでは私もステージに！ 名曲「あの素晴らしい愛をもう一度」を皆さんと歌わせていただきました！！ 全員総立ちで大いに盛り上がりました。皆さん、とっても若いです（笑）