2012/11/05
きもの市長×2 歴史都市 鎌倉の松尾 崇 市長が素敵なきもの姿でお越しくださいました
指定都市市長会議が開催された東京から急いで京都に。
松尾 崇 鎌倉市長がご入洛・ご来庁くださいました。素敵なきもの姿でお越しの松尾市長。今年5月、“公務の際はできる限り和装を着る”と宣言されました。ほぼ一年中きもの姿の私としても、日本文化の象徴である「和装」を共に発信していただける同志の誕生は嬉しいことです。 鎌倉幕府の中心地として栄え、鶴岡八幡宮など多くの文化財が残る鎌倉市。今年7月、私が会長を務める世界歴史都市連盟への加盟をお誘いしていたところ、鎌倉市の文化の保存活用に有効であるとの判断をされ、この10月に加盟申請をいただきました。理事会で承認されれば、加盟都市は96都市に。日本国内では、京都、奈良、金沢に続く4都市目になります。会長として御礼・感謝。
景観、世界遺産や文化財、着物をはじめとする伝統産業について意見交換し、大いに盛り上がりました。
【早朝から東京へ 指定都市の市長の皆さんと共に議論、樽床 総務大臣との懇談会を開催】 私が副会長を務めている指定都市市長会議に出席するため、早朝から東京へ。
指定都市市長会議は、全国20の政令指定都市が緊密に連携し、大都市行政の円滑な推進を図るとともに、大都市行政の共同調査や研究、国に対して予算や財源拡充、大都市制度のあり方等について政策提言する機関。
「地域主権推進部会」「大都市制度検討部会」「市民生活・都市活力部会」「経済・雇用部会」「災害復興部会」の5つの部会に分かれて議論をスタート。私は地域主権推進部会に出席し、地域主権改革の推進、首長と国会議員の兼職等について議論。 指定都市市長会議の終了後に、指定都市の市長の皆さんと共に、樽床 伸二 総務大臣との懇談会に臨みました。私は「地域自主戦略交付金」について発言しました。
「地域自主戦略交付金」の指定都市への導入により、事業選択に当たって国の事前関与が縮小し、所管官庁の枠を越え、地域の実情に応じて必要な事業を優先実施できるようになり、真の分権型社会の実現に向けて地域の自主性を高める取組が一歩前進したと評価しています。しかし、その一方で「必要な総額が確保されていない」という声も。このため、あくまでも「税源移譲までの経過措置」と位置付けたうえで、継続事業の算定方法や客観的指標による配分割合の拡大等の配分方法の改善を求めました。
【科学技術の発展のご尽力 国際科学技術財団 榛葉 健一 専務理事がお越しくださいました】 国際科学技術財団 榛葉 健一 専務理事がお越しくださいました。パナソニック社会文化グループの小川 理子 マネージャーもご一緒です。
科学技術分野の権威ある国際的な賞「日本国際賞」にご尽力される国際科学技術財団。今月の30日には、受賞者の方々による講演やパネルディスカッションが京都で開催され、私も伺う予定です。
榛葉 専務理事をはじめ関係者の皆さんのご尽力に心から敬意を表します。
【世界遺産条約採択40周年記念最終会合 政府主催 歓迎レセプション】 いよいよ明日11月6日から3日間にわたって、京都で開催される「世界遺産条約採択40周年記念最終会合」。夕方から開催された政府主催の歓迎レセプションに伺いました。
イギリス出身のアーティストで、ユネスコ平和芸術家を務められるサラ・ブライトマンさんの歌声でレセプションは始まりました。透明感のある素晴らしい歌声に感動。とても癒されました。 ご参加の皆さんと世界遺産について語り合い、世界遺産を後世に伝えていく私たちの責務を改めて実感。これからも日本文化のふるさと・京都の魅力を更に磨き、世界の人々から「日本に京都があってよかった」と思っていただけるまちづくりを力強く進めていく決意を新たにしました。