2012/11/06
世界遺産や京都の魅力を国内外へ発信! 世界遺産条約採択40周年記念最終会合
世界遺産条約採択40周年を記念して、「世界遺産と持続可能な開発:地域社会の役割」というテーマの下、今年1月にパリのユネスコ本部で行われた開幕行事を皮切りに、世界50カ国以上で100を超える関連記念行事が開催され、最大の行事が「最終会合」です。
今日から3日間にわたって、ラストを締めくくる最終会合が京都市で開催。10年に一度の会合を1000近い世界遺産を有する都市の中で本市を選んでくださったことが嬉しい限り。京都市民を代表して、国内外からお越しの皆さんを歓迎しました。
最終会合の議長を務める西林 万寿夫 外務省 特命全権大使、ユネスコのイリーナ・ボコバ事務局長のご挨拶の後、ユネスコ親善大使を務められる茶道裏千家 千 玄室 大宗匠による「世界遺産と平和」と題された記念講演。含蓄あふれるお話に深く感銘を受けました。 昼食休憩時、千 玄室 大宗匠と共に、裏千家の海外研修生の皆さんによるお点前を拝見し、一服のお茶をいただきました。癒しのひとときに深謝。 夜からは、本市をはじめ京都府や関係自治体、経済団体等の皆さんで組織する「世界遺産条約採択40周年記念事業京都実行委員会」主催の歓迎レセプションを開催。
会は、京都が誇る、世界の宝 長刀鉾祇園囃子保存会の皆さんによる祇園囃子の演奏で幕開け。その後、芸舞妓さんによる祝舞、鏡開き、京都の学生さんたちによる「京炎そでふれ!」パフォーマンスなど、世界中からお越しの皆さんに、京都ならではの日本文化の魅力に思う存分触れていただくことができたと思います。
開催にご尽力いただいている関係者の皆さんに心から敬意と感謝の意を表するとともに、明日、明後日と続く最終会合が大成功で閉幕できるよう共々に力を尽くしてまいります。
【口を使って描かれた素晴らしい日本画に感動しました! 「南 正文 作品展」を鑑賞】 京都万華鏡ミュージアム開館8周年記念特別企画として開催中の「南 正文 作品展」を訪問。
小学3年生の頃に事故で両腕を亡くされた日本画家の南 正文さん。“日本のヘレン・ケラー”と呼ばれた大石順教尼に師事され、口を使って描く「口筆画」を学ばれました。 南さんが描かれた真心のこもった美しい色彩の日本画と南さんの生き様に触れることができ、嬉しく心強く思いました。改めて感動です。
12月9日まで開催していますので、皆さんもぜひご覧ください。
【世界遺産 二条城で開催 パナソニック キッズスクール「エコ絵日記グローバルコンテスト」レセプション】 世界遺産採択40周年記念事業の一環として、京都が誇る世界遺産 二条城で開催された「パナソニック キッズスクール『エコ絵日記グローバルコンテスト』レセプション」に伺いました。
未来を担う子どもたちのための参加型プログラム「パナソニック キッズスクール」。エコ、ものづくり、スポーツなど様々な分野の体験イベントを世界各国で展開されています。 この「エコ絵日記グローバルコンテスト」は、パナソニックが社会貢献事業として、ユネスコとの連携により、世界中の子どもたちが学校や家庭など身近なところでできるエコ活動を5日間の絵日記にした作品を募集するもの。世界51カ国から30万以上の応募があり、今日は33カ国の子どもたちが受賞者としてご入洛いただきました。共催団体として、心を込めてご挨拶させていただきました。
素晴らしい取組にご尽力いただいているパナソニック 鍛冶舎 巧 専務役員、パナソニック 社会文化グループ 小川 理子 マネージャー、ユネスコ イリーナ・ボコバ事務局長をはじめ関係者の皆さんに心から敬意を表します。
【日本初の本格的な仏教総合博物館「龍谷ミュージアム」の顧問会議に出席】
日本初の仏教総合博物館として西本願寺前に昨年開館した「龍谷ミュージアム」。龍谷大学と西本願寺が連携され、素晴らしい理念の下にご活動。京都の新しい宝です。梅小路公園や京都水族館をはじめとする下京区西部エリアの活性化にもご尽力いただいているところです。
今日は、第1回となる顧問会議に出席。浄土真宗本願寺派の橘 正信 総長、藪中 二十三 元外務事務次官、服飾評論家の市田 ひろみさん、東京国立博物館の島谷 弘幸 副館長と共に、私も顧問を務めさせていただいています。
皆さんと今後の龍谷ミュージアムの運営や事業推進の方向性等について、ざっくばらんに意見交換。楽しい時間を過ごさせていただくと同時に、市政運営の参考にもなる貴重なご意見をお聴きし、大変勉強になりました。深謝。