2012/12/13
京料理をはじめとする「和食」を世界の宝に! 京料理展示大会
繊細な味覚と卓越した技術に支えられ、世界中の人々を魅了する日本の食文化。中でも、京料理は、胃袋を満たすだけでなく、季節の移ろいを感じる情緒あふれる空間、様々な素材の器、掛軸やいけばな等の設えをはじめ、五感で味わうことができ、私たちの「こころ」を満たしてくれます。
今日は、みやこめっせで開催された「京料理展示大会」に伺いました。明治19年に始まった本大会も今年で107回目。改めて京料理の歴史と伝統を実感。ご主催いただいている京都料理組合の皆さん、先人達のたゆまぬご尽力に頭が下がります。 京料理の展示をはじめ、京料理教室、京料理点心の食堂、京野菜の即売、若手料理人の皆さんで活動される「京都料理芽生会」と京都造形芸術大学の陶芸コースの学生さんたちがコラボレーションした「もっとつかえる器展」などなど、京都の食文化の魅力を幅広く堪能。初日の今日は、開場前から多くの方々がお越しくださり、会場は凄い熱気でした。
更に、昨年に引き続き、東日本大震災復興支援の取組として東北物産展もご開催。また、京都に避難されている被災者の皆さんを招待する取組も実施され、心強い限りです。 今週末の16日、「和食」を世界無形文化遺産に!という思いも込め、中央卸売市場内に、京都の食文化を、見て、作って、味わって楽しんでいただける「京の食文化ミュージアム・あじわい館」もプレオープン!!市場の新鮮な食材を活かした料理教室、四季折々の「食」を味わっていただく体験コーナーなどを展開。特に、今月29日から始まる料理教室は大人気! 定員を超えるお申込みをいただいています。
これからも、京都料理組合 園部平八組合長をはじめ京料理に関わる全ての皆さんと手を携えて、日本の食文化の中心地である京都から、長年にわたって私たちが育んできた素晴らしい京料理の魅力を発信してまいります。
【京都経済を担うリーダーの皆さんと懇談 京都日経懇話会】 京都日経懇話会にお伺いしました。
堀場製作所 最高顧問で、京都日経懇話会 堀場 雅夫 代表幹事をはじめ、京都の経済を支えていただいているリーダーの方々も多数ご出席。皆さんとじっくりと懇談させていただきました。
開催にご尽力いただきました日本経済新聞社 平田 保雄 会長、喜多 恒雄 社長、源関 隆 京都支社長をはじめ、関係者の皆さんに感謝申し上げます。